ECサイトにかかる保守費用の相場はいくら?保守費用が必要な理由も紹介
ECサイトを構築する際には、保守費用というものがかかってきます。
ECサイト運営の担当者になれば、この保守費用とはどういうものなのか、相場はどのくらいなのか気になるところでしょう。
そこでこの記事では、ECサイトの保守費用の内容や費用の相場について紹介していきたいと思います。
保守費用とはどんな費用なのか?
そもそも保守費用とはどんな意味の費用なのでしょうか。
ECサイトにおける保守費用とは、ECサイトのシステムを安定的に稼働するためのメンテナンスや、障害が発生したときの対応にかかる費用です。
主に下記のような内容が保守費用としてかかります。
- システム障害の対策
- プログラムのアップデートや修正
- セキュリティ対策の強化
ECサイトは通常、毎日稼働していて、アクセスが来たり、注文があったり、メールを送るなどいろいろなやりとりが発生します。
アクセスの急増や変なプログラムを入れ込まれたりするとサイトを閲覧できなくなったり、読み込みが遅くなったり、エラーが発生したりとトラブルが発生します。
そうしたいざという時のために、修正してもらったり、訪問して調査してもらったりといった障害対策のサポートをしてもらわなければなりません。
いわば保守費用とは、ECサイトの運営における保険料だと思えば分かりやすいでしょう。
また、プログラムに使われているプログラミング言語は常に新しいバージョンがリリースされています。
新しいバージョンはセキュリティの強化にもつながるため、新しいプログラムへの修正やアップデートは保守費用として欠かせません。
ASPの保守料金
業者に頼んで、独自のサイトを1から作ってもらうのなら、上記のように保守費用の契約があります。
しかし、ShopifyやBASEなどのECサイトのシステムを利用できるASPならば、月額利用料や販売手数料の中に保守費用が入っています。
ASPは保守料金が込みで、ECサイトのシステムの維持に努めてくれるので、料金もリーズナブルです。
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保守費用の相場はいくらなのか?
保守費用の相場はピンからキリまであるので、一概にいくらというのは難しいのが現状です。
ASPを利用する場合には、月額利用料や販売手数料に含まれているため、別途保守費用がない場合がありません。
また、1からサイト構築を業者に依頼している場合には月額5,000円~10万くらいの開きがあります。
保守費用の金額に差があるのは、構築したシステムの多さやECサイトの規模によるからです。
独自にいろいろと開発を依頼するほど保守費用もかかると思ってください。
また、ASPなどを利用していても例えばShopifyの場合、カスタムアプリなど独自のシステムを依頼している場合には保守費用が発生する場合があります。
業者によっては、サーバーの月額利用料や軽微の修正作業(画像の差し替えやテキストの修正)を含めている場合もあります。
保守費用がどんな内容なのかは、直接業者に確認してみましょう。
まとめ
保守費用の内容や、保守費用の相場について紹介してきました。
保守費用はECサイトを維持するのに大切な費用です。
しっかりと保守内容と費用を把握して、万全の体制でECサイト運営を行なっていきましょう。