エステサロンで物販を始めるには?商品の仕入れ方や販売方法を解説
エステサロンで物販を始めてみたいけど何から始めていいか分からない方もいるでしょう。
そこで、この記事ではエステサロンで物販を始めるまでの流れがわかるように初心者向けに解説していきます。
この記事を読めば、初心者でもエステサロンでの物販の始め方が分かるので、ぜひ参考にしてください。
物販の始め方
エステサロンで物販を始めるには、まずは商品をどう仕入れるかが大切です。
商品の仕入れ方は以下の4つの方法がおすすめです。
- メーカーから直接仕入れる
- 卸業者から仕入れる
- 業務用卸専門の販売サイトから購入する
- OEMで商品を独自開発して仕入れる
メーカーから直接仕入れる
取り扱いたいメーカーが決まっている場合は、メーカーに仕入れ交渉をしてみましょう。
メーカーから直接仕入れることができれば、商品の疑問点などを直接聞くことができます。
メーカーからの仕入れは、卸業者などに発注をするより、安く仕入れることが可能です。
卸業者から仕入れる
卸業者は様々なメーカーの商品を取り扱っています。
取り扱いたいメーカーが決まっていない時や、複数のメーカーの商品が欲しい場合は、卸業者から仕入れをしてみましょう。
卸業者から仕入れる場合は、直接メーカーから仕入れる価格より、価格が高くなりがちです。
業務用卸専門の販売サイトから購入する
3つ目の仕入れ方法として、業務用卸専門の販売サイトから購入する方法があります。
卸専用のサイトは、様々なメーカーの商品を、自分の好きなタイミングで仕入れることができます。
おすすめのエステサロン用品専門・業務用卸総合サイトは以下のサイトがあります。
- Be You
- bh(ビー・エイチ)
- BE-WAVE
- CIN Beauty Select
Be You
サイトURL:Be You 公式サイト
「Be You」は、エステサロンなどを開業されているお客様を対象とした業務用商材卸専用の販売サイトです。
消耗品、化粧品などエステ用品を多く取り揃えています。
初回注文8%OFF、3%のポイント還元などお得な会員様限定の特典もあります。
bh(ビー・エイチ)
サイトURL:bh 公式サイト
「bh(ビー・エイチ)」は、消耗品から化粧品までエステに関わる必要な商品が揃っています。
土日祝も電話注文・商品出荷が可能です。
また、ご注文金額が 2,500円(税別) 以上で送料無料であることも嬉しい特徴です。
BE-WAVE
サイトURL:BE-WAVE 公式サイト
BE-WAVEは、海外ブランド737点、国内ブランド1013点と商品の取り扱いが豊富なサイトです。
その他のメリットとして、10,000円以上購入で送料・代引手数料が無料になることや、スキルアップ講習会・新商品説明会も多く開設されているので、新しい知識や技術を学べることが挙げられます。
CIN Beauty Select
サイトURL:CIN Beauty Select 公式サイト
「CIN Beauty Select」は、株式会社CIN GROUPが運営する、美容商品の卸サイトです。
販売している美容商材は全て「サロン専売商品」となっているため、お客様向けの店販商品として販売可能です。
美理容室・エステなど美容業に従事している方のみ購入が可能で、11,000円(税込)以上ご購入で送料無料になります。
OEMで商品を独自開発して仕入れる
OEMで商品を開発し、仕入れる方法もあります。
OEMは自身で商品を企画し、工場に依頼して、商品を生産してもらい仕入れる方法です。
OEM仕入れは上記の中で最も難易度が高いので、物販初心者の方にはおすすめできません。
商品仕入れの際の注意点
エステサロンで商品仕入れする際には、以下の点に注意しましょう。
- 利益率にこだわりすぎない
- 小さく始めてみる
利益率にこだわりすぎない
商品を仕入れる際は、利益率にこだわりすぎないことがポイントです。
一番重要なことは、お客様の悩みを解決できる商品を販売することだからです。
「お客様の悩みを本当に解決してあげたい」そういった気持ちがリピートに繋がります。
商品の特徴が把握できない場合は、実際に使用しても良いですし、心からお客様におすすめできて、利益も出せる商品を探してみましょう。
小さく始めてみる
商品を仕入れる際に意識すべきポイントは、小さく始めてみることです。
商品を大量に仕入れて在庫を抱えてしまっては、赤字となってしまいます。
「まずは5種類」など店舗におく商品の種類を決めて、売れるサイクルが把握できるようになってから新しい商品を仕入れるようにしましょう。
仕入れた商品を販売する方法
仕入れた商品を販売する時におすすめの方法として、「店舗で販売する方法」と「ECサイトで販売する方法」の2種類があります。
以下にて、それぞれの特徴を解説していきます。
店舗で販売する方法
店舗での販売はスタンダードかつ誰もが知る方法であって、おすすめの方法です。
店舗での販売は、声をかけやすい、お客様が商品をすぐに使えるといったメリットがあります。
店舗販売では販売したい商品を空きスペースに設置し、POPなどを作成しお客様に目立つ工夫をしましょう。
ECサイトで販売する方法
店舗販売だけでなく、ECサイトを立ち上げて商品を販売する方法もあります。
ネット環境さえあれば、「BASE」や「Shopify」などを利用して誰でもECサイトを開設することができます。
ECサイトでの販売は、エステの既存顧客だけでなく、国内や海外からの新規顧客獲得にもつながり、新たな売上の柱にすることも可能です。
自社のオリジナルブランドを立ち上げて商品を販売するのなら、ECサイトでの販売はおすすめです。
エステサロンで商品を販売する時のコツは?
エステサロンで商品の販売をするコツとして、以下のポイントを意識することです。
- 信頼関係を意識する
- 悩みを聞き出し提案する
- スタッフに協力してもらう
信頼関係を意識する
商品を販売する時のコツは、お客様と良い関係を作り上げることを意識しましょう。
こちらから会話することも大切ですが、笑顔を心がけるなど、お客様から話しかけてもらえるような努力も必要です。
話しかけやすいと感じてもらえば、気になった商品についても気軽に話しかけてくれるようになります。
また、ECサイトで販売する場合には、スタッフの顔や商品を試している様子やお客様の声を載せるなど、信頼度を高めるページ作りに努めましょう
悩みを聞き出し提案する
信頼関係を構築することができたら、施術中などのタイミングで、お客様の悩みを聞き出しましょう。
良い関係を築けていれば、自然な流れで悩みを聞き出すことが可能です。
お客様ごとの悩みに合わせて、商品の提案をしましょう。
スタッフに協力してもらう
スタッフに協力してもらうことも商品を販売する上で大切になってきます。
1人の力で頑張るのと、複数人の力で頑張るのでは大きな差となるからです。
スタッフ全員がお客様の情報や効果的な対応方法を互いに共有することで、お客様の満足度も上がり、物販の売上アップに繋がります。
スタッフのモチベーションが低い場合は、インセンティブをつけるなどの対応策があります。
まとめ
以上、エステサロンで商品の仕入れ方やおすすめの販売方法を紹介しました。まとめますと、下記のようになります。
- エステサロンで物販を始めるには、商品をどう仕入れるかが大切。
- 仕入れ方法はメーカー仕入れ、卸仕入れ、業務用卸専門の販売サイトから購入、OEMの4種類がある
- 販売サイトは、Be You、bh(ビー・エイチ)、BE-WAVE、CIN Beauty Selectなどがおすすめ
- 商品仕入れの際の注意点は、お客様の悩み解決を優先し、小さく始めてみる
- 商品を販売する方法として、店舗販売とECサイト販売がある
- 販売する時のコツは、信頼関係を構築し、お客様の悩みを解決する意識が大切
- 1人で頑張るよりも、周りの力を借りた方が大きな力となる
始めたことのない方はまず店舗販売からスタートし、事業拡大のため、自社ブランド商品の販売を図るのなら、積極的にECサイトでの販売に挑戦してみましょう。