大手ネットショップにおけるユーザー数はどのくらい?

今現在、皆さんはどんなネットショップを利用していますか?
Amazonや楽天など有名なネットショップが軒を連ねており、利便性が高いサービスとして日常生活になくてはならないものになっている人もいるかもしれません。
利用ユーザー数が多い大手のネットショップを参考にすることで、自分がネットショップを開業する時に参考にできる部分があるのではないでしょうか。
それでは、大手ネットショップにおける利用ユーザー数や、利用ユーザー数が多いネットショップの特徴についてご説明しましょう。
利用ユーザー数が多い大手ネットショップを比較!
利用ユーザー数が多い主要なネットショップは、以下の通りです。
- 楽天市場:5,104万人
- Amazon:4,729万人
- Yahoo!ショッピング:2,288万人
- auPAYマーケット:961万人
※2021年12月 Monthly Totallレポート トータルデジタル視聴者数Top5 オンラインモール調べ
以上のように、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングは月間数千万人を超える利用者がいることが分かります。
大手ネットショップに出店する際のメリット・デメリット
上記でご説明した4つの主要なネットショップに出店するメリットは多くありますが、デメリットもあるので注意が必要です。
それでは、主要なネットショップに出店する際のメリットやデメリットについてご説明しましょう。
楽天市場
サイトURL:楽天市場 公式サイト
楽天市場に出店するメリット
楽天市場に出店するメリットは、以下の通りです。
- 利用者が多い
- 大規模なセールやキャンペーンが定期的に開催されている
- 楽天ポイントが貯まりやすい
楽天市場は会員数が1億人以上と非常に多いのが大きなメリットです。
大規模なセールやキャンペーンが定期的に開催されていることもあって集客力は主要なネットショップの中でもトップクラスです。
集客力が高いということは、出店した際に商品を見てもらえる可能性が高く、売上が安定しやすいでしょう。
買い物するたびに楽天ポイントが貯まるため、継続して買い物してもらいやすいのも嬉しいポイントです。
楽天市場に出店するデメリット
楽天市場に出店するデメリットは、出店料が高いことです。
楽天市場の出店料は「がんばれ!プラン」で月額19,500円、「スタンダードプラン」で月額50,000円、「メガショッププラン」で月額100,000円と、高めに設定されているので注意が必要です。
その分様々なサービスが利用できますが、初めて出店する人にとって大きなコストになりかねません。
Amazon
サイトURL:Amazon 公式サイト
Amazonに出店するメリット
Amazonに出店するメリットは、以下の通りです。
- 出店が簡単にできる
- 月額費用が安い
- 集客力が高い
Amazonはネットショップ自体が商品のみを出店できるようになっているので、モール内に自社専用のページを作成する必要性がありません。
楽天市場と同様の圧倒的な集客力があるため、商品を出店するだけで安定した売り上げを目指しやすくなるでしょう。
また、Amazonは月額費用が安いメリットもあります。Amazonには大口出品サービスと小口出品サービスがありますが、小口出品サービスは月額費用が発生しません。
このことから、初めてネットショップを出店する人におすすめです。
Amazonに出店するデメリット
Amazonに出店するデメリットは、以下の通りです。
- Amazon自体が競合になる
- リピーターが付きづらい
Amazon自体も商品を出品しているため、Amazonが競合になるのがデメリットです。
しかもAmazonは店舗のページが作成できないので、店舗にリピーターが付きづらいデメリットもあります。
売上が伸び悩むこともありますし、リピーターが付きづらくなると継続して商品を購入してもらいづらいです。
Yahoo!ショッピング
サイトURL:Yahoo!ショッピング 公式サイト
Yahoo!ショッピングに出店するメリット
Yahoo!ショッピングに出店するメリットは、コストが安いことです。
商品が購入された際に決済手数料等がかかるものの、出店料や売上に対するロイヤリティは発生しないのがポイントです。
商品ページの構築の自由度も高く、ホームページ等への誘導もしやすいでしょう。
Yahoo!ショッピングに出店するデメリット
Yahoo!ショッピングに出店するデメリットは、低コストで参入障壁が低い分、集客していくための工夫が必要なことです。
場合によっては、ある程度のコストをかけてでも競合との差別化を図る必要性があるでしょう。
auPAYマーケット
サイトURL:auPAYマーケット 公式サイト
auPAYマーケットに出店するメリット
auPAYマーケットに出店するメリットは、auユーザーの集客が見込める点です。
auPAYマーケットではauポイントを使って買い物ができたり、auユーザーのみの特別価格で商品を販売することができるなど、auユーザーに特化したショップ展開ができます。
イベントも定期的に開催されているため、auユーザーをターゲットにした販売ができます。
auPAYマーケットは参入ハードルが若干高いことが相まって競合が少ない傾向にあるので、他のネットショップではあまり売上が伸びなかったとしても、auPAYマーケットなら安定する可能性があるでしょう。
auPAYマーケットに出店するデメリット
auPAYマーケットに出店するデメリットは、フリーメールが利用できないことです。
auPAYマーケットでは企業のメールアドレスや独自ドメインを取得して作成したアドレス等でなければ登録できないため、フリーメールしかない場合は事前に取得することになります。
オプションを利用する場合も有料の機能が多いため、様々なコストがかかりやすいのもデメリットです。
まとめ
大手のネットショップは非常に利用者数が多く、それだけ多くの集客が見込めるということでもあります。
それぞれのネットショップには様々なメリットやデメリットがあるため、どのくらいのコストがかかるのか、参入ハードルは高くないか、しっかり集客できるのかなど、多角的に見て出店を検討する必要性があるでしょう。
安定した売り上げを維持するためにも、どのネットショップに出店するべきなのかじっくり吟味することが大切です。