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海外から仕入れた商品をネットショップで販売する方法を徹底解説

更新日: 2023-01-20
海外から仕入れた商品をネットショップで販売する方法を徹底解説

ネットショップで海外から仕入れた商品を販売するのは、「ハードルが高そう」「何から始めればいいの?」と感じている方もいるでしょう。

そこで、この記事ではネットショップで海外から仕入れた商品を販売する方法について詳しく解説していきます。

海外から商品を仕入れる際の大まかな流れや注意点、さらに、おすすめの仕入れサイトを4つ紹介していきます。

この記事を読むことで、ネットショップで海外から仕入れた商品を販売するうえで知っておくべき知識がわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。

海外から仕入れた商品をネットショップで販売する方法を徹底解説

ネットショップの仕入れを海外からするには?

海外から仕入れた商品は、独自性や希少性が高いため、他のショップとの差別化を図るのにぴったりです。

また、中国や韓国など仕入れる国によっては、高い利益も期待できます。

ここでは、「ネットショップの仕入れを海外からする方法」と、「海外仕入れの大まかな流れ」の2点について解説していきます。

ネットショップの仕入れを海外からする方法

ネットショップの仕入れを海外からする方法は、主に以下の3つです。

  • ECサイトで仕入れる
  • 海外の商品展示会や見本市へ行く
  • 現地へ買い付けに行く



上記のうち最も手軽なのが、国内や海外のECサイトで仕入れるという方法です。

ECサイトであれば、現地まで行く時間や費用がかかりません。

また、海外のECサイトの中には、日本語や日本円に対応しているサイトもあり、そうでない場合であっても、自動翻訳機能などを利用することで簡単に海外の商品を仕入れられます。

そのほかにも、現地へ買い付けに行く、現地の商品展示会や見本市へ行き商談するといった方法もあります。

なお、後者については、現地の言語で交渉する必要があるなど、ネットショップ初心者には少し難易度が高いかもしれません。

海外仕入れの大まかな流れ

ここでは、商品を「海外のECサイトで仕入れる」ことを想定し、仕入れの大まかな流れとポイントを紹介していきます。

海外仕入れの基本的な流れは国内での仕入れと同じですが、海外仕入れではより慎重に行なっていく必要があります。

  • 1.商品を選ぶ
  • 2.仕入れ先を選ぶ
  • 3.商品を注文する

1.商品を選ぶ

まずは、商品を選びます。

商品を選ぶ際には、翻訳機能や画像検索をうまく活用してみましょう。

2.仕入れ先を選ぶ

続いて、商品選びに並行して、仕入れ先を選びます。

仕入れ先によって販売価格が異なるため、複数のサイトを比較することをおすすめします。

また、仕入れ先を選ぶ際には、信頼できる仕入れ先であるか見極めることが重要です。

そうでないと、誠意を持って対応してもらえない、詐欺に遭う、偽物やコピー品を扱ってしまう、などのリスクがあるからです。

仕入れ先について調べる際には、「レビュー・出荷数・リピート数・運営年数」などを確認しましょう。

3.商品を注文する

商品と仕入れ先が決まったら、商品を注文していきます。

初めて取引をする場合、まずは少量の商品を発注してみて、商品の売れ行きや、不良品の割合などを「テスト」してみると在庫が余るなどのリスクを減らせます。

また、輸入代行業者を利用すると、「交渉・注文・支払い・通関・配送」といった手続きをプロに任せることができるため、海外仕入れに慣れていない方は利用を検討してみても良いでしょう。

おすすめの仕入れサイト【4選】

ここからは、海外仕入れにおすすめのECサイトを「国内発」と「海外発」の2つのカテゴリーに分けて紹介していきます。

海外の商品を仕入れできるECサイトには、一般顧客向けのサイトのほかに、ネットショップ運営者などの業者向けの仕入れサイトもあります。

それぞれのサイトの特徴を比較し、より自分にあったサービスを見つけましょう。

国内発のサイト

サイト内が日本語、さらに日本語でのサポートが受けられるのが国内のサイトを利用する大きなメリットです。

ここでは、日本発の海外仕入れにおすすめのECサイト「NETSEA」と「スーパーデリバリー」を紹介します。

NETSEA

NETSEA

サイトURL:NETSEA 公式サイト

  • NETSEA公式サイトによると、取扱商品数は日本最大級
  • セールやクーポンの配布を頻繁に行なっている
  • ビジネス利用を目的とした方のみ会員登録が可能
  • 入会金・月会費無料
  • 商品数が豊富な国内サービスを無料で利用したい方

スーパーデリバリー

スーパーデリバリー

サイトURL:スーパーデリバリー 公式サイト

  • 実際に展示会に行ったような気分を味わえる「3Dショールーム」や、ライブ配信「オンライン展示会」などコンテンツが豊富
  • 入会審査と月会費(2,000円)がある
  • 「オンライン展示会」などのコンテンツを利用したい方

海外発のサイト

海外発のサイトを利用することで、安く商品を仕入れたり、国内のECサイトでは取り扱っていないような商品に出会えたりする可能性が上がります。

ここでは、中国発の「AliExpress」とアメリカ発の「eBay」を紹介します。

AliExpress

AliExpress

サイトURL:AliExpress 公式サイト

  • 中国発のサイトのため、安い商品が多数
  • 「送り先・通貨・言語」の設定が可能で、幅広い国に対応している
  • 安く商品を仕入れたい方におすすめ

eBay

eBay

サイトURL:eBay 公式サイト

  • 世界最大規模のオークションサイト
  • 世界中の出品者から商品を購入することが可能
  • 商品の価格は卸値ではないことが多い
  • ユニークな商品を見つけたい方におすすめ

海外から商品を仕入れる際の注意点

ここからは、海外から商品を仕入れる際に気をつけるべきポイントについて解説していきます。

「コスト・サービス・商品内容」の3つの視点から見てみましょう。

コストについて

海外から商品を仕入れると、思った以上に経費がかかります。

例えば、商品本体のコストに加え、関税、輸送費、保険料、消費税などです。

これらのコストを配慮し、どれだけの利益を残せるか事前に計算しておきましょう。

サービスについて

不良品への対応や、修理・保証などの有無はきちんと確認しておきましょう。

海外仕入れでは、品質に対する認識の違いから不良品が発生することもあります。

また、日本国内では修理に対応してもらえなかったり、保証が効かなかったりといったケースも多くあります。

海外で修理に対応してもらう場合は、送料や修理費、手数料などをあらかじめチェックしておくと良いでしょう。

海外から仕入れをする場合、こういったトラブルを想定し、納期は長めにしておくと安心です。

商品内容について

商品内容によっては、輸入が禁止または規制されているものがあります。

輸入が規制されているものについては、検疫や許可、承認が必要となる場合もあります。

例えば、食品や植物は検疫を受ける必要があり、医薬品や化粧品などについては、輸入者個人が使用するものであっても、輸入数量の制限があります。

詳しくは、以下のページを参考にしてみてください。

参照:税関サイト

まとめ

今回は、ネットショップで海外から仕入れた商品を販売する方法について解説してきました。

海外から商品を仕入れる方法はいくつかありますが、「NETSEA」や「AliExpress」などのECサイトで仕入れる方法が手軽でおすすめです。

ネットショップで海外から仕入れた商品を販売してみたいという方は、わからないことは直接税関に問い合わせたり、輸入代行業者を利用したりすることで安心して取引を行なえます。

ぜひ、この記事を参考に、海外から仕入れた魅力ある商品をネットショップで販売してみましょう。

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