ネットショップ開業時の営業時間や休業日の決め方について解説します
これからネットショップを開業するのであれば、営業時間や休業日を明確にすることが大切です。
ネットショップなので、営業時間や休業日を明確にする必要性があるのかと思われるかもしれませんが、ネットショップを利用するユーザーとって大事な情報となります。
営業時間や休業日を明確にすることでユーザーを不安にさせないため、しっかりと決めることが大切です。
それでは、ネットショップ開業時の営業時間や休業日の決め方についてご説明しましょう。
ネットショップの営業時間や休業日を明確にする必要性はあるの?
基本的にネットショップは24時間365日いつでもどこでも何度でも利用されるため、営業時間や休業日を明確にしたところであまり意味はないと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、営業時間や休業日を明確にすることでユーザーを不安にさせるのを防ぐことができます。
というのも、営業時間や休業日を明確にしていないと、商品の注文を受け付けた時にいつアクションを行うのかどうかが分かりません。
アクションというのは、注文を受け付けた後にいつ商品を発送するのか、問い合わせをした時にいつまでに返信を行うのかどうかです。
つまり、営業時間や休業日を明確にしていない場合、ユーザーが商品を注文した時に、いつ商品を発送してくれるのか、本当に注文できたのか、問い合わせをした時にいつ返信が来るのかなど、様々な不安を抱かせてしまいます。
したがって、以下のように営業時間や休業日を明確にしましょう。
- 営業時間:平日10時~18時
- 休業日:土日祝日
- 受注確認後、3営業日以内に商品発送の手配を行います。
- お問い合わせは3営業日以内に返信させていただきます。
以上のように明記しておくことで、ユーザーも営業時間や休業日が把握できるので、その間に商品を注文したり問い合わせたりしても不安にならずに待つことができます。
ネットショップ開業時の営業時間や休業日の決め方
ネットショップを開業する際に営業時間や休業日を決める時は、覚えておきたい決め方のポイントや注意点があります。
それでは、ネットショップ開業時の営業時間や休業日の決め方についてご説明しましょう。
営業時間の決め方
営業時間を決める時は、自分やスタッフが無理なく働ける時間帯にすることが大切です。
ネットショップは基本的に24時間365日いつでもどこでも何度でも利用されるため、営業時間にかかわらず受注を受け付けている状態です。
しかし、営業時間を決めておくことで、営業時間外は他の業務に集中することができます。
今は営業時間外だから返信しなかったり、他の業務を行ったりしても問題ありません。
大切なのは営業時間を明記しておくことなので、無理なく対応できる営業時間を決めておきましょう。
休業日の決め方
休業日は、定休日と年末年始などの大型連休があります。
それぞれの決め方について解説していきましょう。
定休日の決め方
定休日を決める時は、基本的に土日祝日を休みにするだけで問題ありません。
土日祝日を休業日にするのは一般的なことなので、休業日の間に業務内容や注文内容を整理したり、在庫を確認して足りない商品を仕入れたりと他の業務に集中できます。
ユーザーも休業日を把握することで、その日に注文しても対応してくれるのは週明けだと理解してくれるため、安心して商品が注文できます。
ただし、より多くの利益を出したいなら、土日祝日のいずれか、または年中無休で対応するのもおすすめです。
他のネットショップは土日祝日に対応できないものの、土日祝日も営業しているネットショップなら安心して利用できるでしょう。
その分、売上増加にも繋がるためネットショップの規模や売上増加を見込むために、どの日を休業日にするかよく考える必要性があります。
大型連休の決め方
ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの大型連休を休むネットショップは多いです。
また、取引先も休んでいる場合も多いので、大型連休中は何かトラブルがあっても対応は難しいので基本は休んでも問題ありません。
スタッフも大型連休の休みは基本嬉しいと思いますので、休んだ方が福利厚生の満足度も上がるでしょう。
ただし、年末年始セールをサイト上で行うなど、大型連休ならではのイベントを設定しておけば大型休み中の購入率は上がりますので、きちんと考えておきましょう。
まとめ
ネットショップを開業する時の営業時間や休業日は、基本的に自由に決めて構いません。
趣味範囲でネットショップを運営している人もいますし、複数人で大きな規模のネットショップを運営していることもあるでしょう。
大切なのは、どんなネットショップでもユーザーを不安にさせたり混乱させたりしないように、分かりやすいところに営業時間や休業日を明記しておくことです。
ハッキリと営業時間や休業日が明記されていれば、ユーザーからの理解も得られて運営しやすくなるでしょう。