ECサイトでアクセス数を増やす方法やポイントを紹介
ユーザーを自分たちのECサイトへアクセスさせることは、ECサイトを運営していくにあたりとても重要なことです。
ECサイトを開設しても、ユーザーに認知してもらわないと売上には繋がっていかないですし、ビジネスチャンスを生み出すこともできません。
そこで今回は、ECサイトのアクセス数を増やしていくためのポイントを紹介していきます。
ECサイト運営での集客について
ECサイトを立ち上げた後に、最も力を入れるべきは 集客です。
ECサイトを開設したばかりでは、知名度がないため自然流入は期待できません。
実際の店舗で考えてみてください。誰も知らない街で飲食店を開いたとします。
新しいお店がオープンしたことを街の人たちに宣伝したり、お店の前でお客さんの呼び込みをしたりしなければ、お店に人は来ません。
これはオンラインでも同じことがいえます。
ECサイト開設時は、現実でいうところの知らない街で店を開いた状態と同じです。
ECサイトを開設しても、何かしら施策を打たなければお客さんをサイトに誘導できませんし、認知もしてもらえません。
そのため、ECサイトを開設した後やサイト開設前から、ユーザーの認知度を上げるための活動を行う必要があります。
ECサイトのアクセス数を増やすポイント
ECサイトのアクセス数を増やす際には、「何のためにアクセス数を増やすのか」を明確にしておくことが重要です。
目的を明確にすることによって、打ち出す施策が変わってきます。
なので、アクセス数を増やしたいと考えている方は、まずゴールを決めておきましょう。
ECサイトでアクセス数を増やすには、さまざまな方法があります。ここではアクセス数を増やすためのポイントとして、いくつかの集客方法を紹介します。
今回紹介するのは、以下の通りです。
- SEO対策
- Web広告
- SNSマーケティング
- メルマガ
- 口コミ
SEO対策
SEO対策は、GoogleやYahoo! などの検索エンジンより、ユーザーがキーワード検索を行った際、検索結果上位ページにサイトを表示させるための施策です。
ECサイトで掲載するブログ記事(特定のキーワードを含む)の作成や、サイト内のコンテンツを改善したりなどを行うことによって、SEO対策をすることができます。
サイト内のコンテンツを闇雲に増やしても効果は薄いです。
大事なのは 一つ一つのコンテンツの質を上げることを意識してコンテンツを作っていくことが重要です。
ただ、SEO対策の効果が現れるまでに時間がかかる傾向があるため、中長期的な施策として運用していくのが良いでしょう。
WEB広告
WEB広告には、リスティング広告・ディスプレイ広告・アフィリエイト広告・SNS広告など、さまざまな広告の種類があります。
リスティング広告
リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードをもとにして、自分たちのECサイトに興味を持ちそうなユーザーに表示する広告のことです。検索結果に表示される広告であるため、「検索連動型広告」とも呼ばれます。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、ターゲットユーザーが閲覧しているWebサイトの広告枠に表示される、画像広告や動画広告、テキスト広告のことを指します。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、ブログやWebサイトの運営者(アフィリエイター)に依頼して、それぞれのページで商品やサービスを紹介してもらう広告です。
SNS広告
SNS広告は、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSに対して配信する広告のことを指します。
どの広告を利用すれば良いのか?
では、どの広告を利用すれば良いかですが、ターゲットユーザーはどういう層なのか と章の冒頭で触れた「アクセス数を増やす目的」がポイントとなります。
ターゲットユーザーについてですが、ターゲットがいないところに広告を出しても意味がありません。自分たちが運営するECサイトの商品を買ってもらいたい人や興味を持ってもらえそうな人がいる場所に広告を掲載する必要があります。
そして、アクセス数を増やす目的です。
施策によっては売上を上げるためや、商品の認知度を上げるためなど各ECサイトによって目的は違います。
例えば、認知度を上げることを目的とするならば、TwitterやInstagramなどのSNS広告が適しています。
商品やサービスを販売して売上を上げることが目的なら、リスティング広告やディスプレイ広告などが向いているといえます。
「ユーザーに対して最終的にどういうアクションを取ってもらいたいか」を明確にすることで、どの広告を打てば良いかを考える指針となるといえます。
SNSマーケティング
SNSマーケティングは、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSに専用のアカウントを作成し、宣伝やターゲットユーザーの興味を引くような記事や内容を投稿して、ECサイトへのアクセスを狙う手段です。
ECサイト開設前から各SNSのアカウントを作成し、サイトに関する基本情報や用意している商品情報を発信したりすることも可能なため、見込み客へのアプローチができます。
SNSマーケティングはフォロワー数によって、リーチできるユーザー数が決まってくるため、自分たちのファンを作っていく活動を早め早めに行っていくことがポイントとなります。
TwitterやInstagramなどは、どんなジャンルのECサイトとでも親和性を高めていける可能性を秘めているので、まだSNSをはじめていないという方は、ぜひアカウントを作成して運用してみることをお勧めします。
メルマガ
定期的に自動でECサイトのおすすめ商品やセールに関する情報などをメールする手段です。
過去に商品を購入してくれたユーザーや、興味を持ってメールアドレスを登録してくれた人たちをサイトへ誘導することができます。
メールアドレスの情報が必要不可欠であるため、ユーザーがメールアドレスを登録してくれるような工夫をすることがポイントです。
口コミ
言葉通りとなりますが、人づてにコンテンツやECサイト自体の宣伝をしてもらう手段です。
実際にユーザーが商品を使ってみた感想をSNS等で発信してもらうことで、商品に関するリアルな声を多くのターゲットユーザーに伝えることができます。
口コミを参考に商品の購入を検討する方も多いですし、競合店との比較検討の材料などにもなるため、有効的な手段の一つであるといえます。
ただし、悪い口コミを発信されてしまう恐れもあるため、良い評価をもらえるための工夫や対処方法を検討するなどの用意が必要となるといえます。
まとめ
今回はECサイトへのアクセス数を増やしていくためのポイントを紹介してきました。
ECサイト開設後の宣伝活動は、サイトの認知度と売上を上げていくために重要な活動となります。
何のためにアクセス数を増やしていきたいのか、そのためにはどの手段が有効なのかを吟味して、できることからコツコツ進めていくことが重要です。