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ECサイトで利用できる配送方法の種類と配送業者の特徴を解説

更新日: 2022-09-09
ECサイトで利用できる配送方法の種類と配送業者の特徴を解説

ECサイトによる商品販売は、効率よく収入を得ることができますので、非常に注目が高まっています。

そんなECサイトを運営する際、決めなければならないことの一つに「配送方法」があります。

どんな配送方法が良いのか、またどこの配送業者が良いのかの悩むところです。

そこで今回は、ECサイトの配送方法と業者の選び方について、詳しくご説明していきたいと思います。

これからECサイトを開業しようと思われている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

ECサイトで利用できる配送方法の種類と配送業者の特徴を解説

配送方法の種類

ECサイトで利用することができる配送方法は、下記の3つに大きく分かれます。

  • メール便
  • 宅配便
  • ゆうパック


それぞれのサービスの特徴を見ていきましょう。

メール便

メール便は、小さくて軽い荷物を全国一律価格で配送できるサービスです。

重さは1kg以下、厚さは2cm以内など、サービスを提供する事業者によって規定があり、商品の受け渡しに関しては、直接郵便ポストに投函されます。

商品が郵便ポストに投函されますので、受け取る側のメリットは配送時間や受取サインを気にする必要がないことです。

低コスト、そして配送料金一律で、遠方や離島でも配送することができるのですが、配送した商品の追跡ができず、紛失などの保証がないことがメール便のデメリットです。

ですが、顧客の利便性を向上させる意味では、非常に魅力的なサービスと言えるでしょう。

宅配便

宅配便は、ネットショップビジネスで最も多く利用されている配送方法です。

荷物の受取から引き渡しまでにかかる日数が短く、配送員が直接お客様に手渡しで商品をお届けしますので、安心感を与えることができるのです。

また、配送途中でのトラブルに関する保険をかけることもできますので、高額商品を取り扱っているECサイトは宅配便を利用することが多いでしょう。

配送追跡や時間指定、代金引換、温度帯を分けたクール便なども利用することができます。

宅配便のデメリットとしては、メール便と比較すると高価格であることと、不在時には商品を受け取ることができないことでしょう。

ゆうパック

ゆうパックは日本郵便が提供している宅配サービスです。

荷物のおおきさとお届け先の都道府県によって料金が決まるサイズ制であり、基本的に荷物サイズが大きいほど、そして発着地が遠ければ遠いほど配送料金が高額になります。

追跡サービスと日時時間指定サービス、損害賠償制度もあり、早ければ翌日、翌々日には発想が完了することが特徴です。重くて小さい商品の発送には最適でしょう。

また、自宅で送り状を作成することができますので、自宅で個人ネットショップを運営されている方であれば、効率よく配送することができるでしょう。

配送業者の選び方

ECサイトで商品を発送する際の配送業者を選ぶには、取り扱う商品のサイズや重量によって、最適な業者が異なります。

配送業者を選ぶ際には、商品の特徴をしっかり把握しておきましょう。

もし食品などのデリケートな商品や大型商品を取り扱う場合には、大型配送を利用しなければならず、場合によっては複数の業者を組み合わせて利用しなければなりません。

大手配送業者3社を徹底比較しますので、ご自身のECサイトに最適な配送業者を選定してください。

日本郵便

日本郵便

サイトURL:https://www.post.japanpost.jp/index.html

日本郵便の配送サービスは、上記でも説明した通り「ゆうパック」です。

郵便局は日本全国いたる所にあるので、ネットワークが非常に強みであり、多くの人が利用しやすい配送業者ですので、商品を受け取る側も安心感が生まれます。

荷物のサイズや配送先によって配送料が変わる仕組みであり、縦と横と幅の長さの合計が最大で1.7m、そして重量は25kg以下までの物を送ることができます。

10個以上の物をまとめて配送する場合と、事務所に直接持ち込み配送する場合、一年以内に同じ宛先に配送する場合、同じ宛先に2個以上の荷物を配送する場合は、配送料の割引を受けることができます。

その他にもA4サイズの荷物を全国一律370円、もしくは530円で配送できる「レターパック」、生鮮商品などを配送できる「チルドゆうパック」、25kg以上30kg以下のゆうパックを配送できる「重量ゆうパック」などもありますので、用途に合わせて利用することができます。

基本的にゆうパックは郵便局から発送するのですが、コンビニエンスストアを利用することで24時間ゆうパックの差出が可能ですので、週末に発送したい商品がある場合でもスムーズに発送業務を行うことができます。

ヤマト運輸

ヤマト運輸

サイトURL:https://www.kuronekoyamato.co.jp/

ヤマト運輸は他社配送業者と比較すると、配送料金が割高なのですが、荷物の取り扱いや接客が非常に丁寧だと言われています。

荷物の制限は、縦、横、幅の合計が1.6m、重量は36kg以下となっており、それ以上のサイズや重さの荷物の場合は別料金が必要です。

配送地域によっても料金が異なりますので、公式ホームページで配送料金の見積もりをすると良いでしょう。

営業所やコンビニエンスストアに荷物を持ち込む場合、同じ宛先に2個以上の荷物を配送する場合は、配送料の割引を受けることができます。

また、回数券サービスもありますので、上手く使うとお得に配送することができます。

クロネコメンバーズという会員制度がありますので、登録しておくと、他社よりも安く配送することが出来る場合がありますのでおすすめです。

そのほかに、「宅急便コンパクト」という、配送方法も用意されており、60サイズよりも小さな荷物を送る際に利用すると、非常に安価に商品を発送することができます。

コンビニエンスストアからも配送することができる上、特に店舗数の多いセブンイレブンやファミリーマートからはスムーズに宅急便を送ることができますので、非常に便利です。

また、ネットショップ作成サービス「BASE」とも連携している発送支援アプリ「かんたん発送App」もあり、配送料金全国一律、安心追跡と保証が付き、送料の自動引落が可能なのです。

手間を大幅に削減することができ、時間をかけずに簡単に配送を済ませることができます。

佐川急便

佐川急便

サイトURL:https://www.sagawa-exp.co.jp/

佐川急便は他社配送業者と比較すると、割安であり、発送地域によっては翌日の9時以降から配達の日時を指定することができます。

この安さと早さが最大の特徴でしょう。

荷物の制限は、11段階に分かれており、縦、横、高さの合計が60cm以内の60サイズ、260cm以内の260サイズです。

重さは2~50kgまで対応しており、それぞれのサイズや重さ、配送地域によって配送料金が変わってきます。

営業所に直接持ち込む場合、まとまった個数が出荷される場合は配送料の割引を受けることができます。

佐川急便は、他の配送業者よりも配送手段が多く、通常の宅急便以外にも、衣類をハンガーにかけて配送することができる「ハンガー便」や、北海道から沖縄まで翌日に配送することができる「飛脚航空便」、車一台を貸し切って配送する「チャーター便」などがあるので、柔軟に荷物を配送することができます。

ですが上記の2社と違い、佐川急便はコンビニエンスストアでの発送は対応していません。

配送の際は集荷に来てもらうか、営業所に持っていくかのどちらかになりますので、注意しましょう。

まとめ

以上、ネットショップの発送方法と業者の選び方についてご説明させていただきました。

ネットショップを効率よく運営していく上では、配送業者の効率と価格を重視して考えなければなりません。

できるだけ配送料を抑えながらも、商品管理をしっかり行い、安全に商品を配送してくれる業者を選定してください。

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