越境ECで必要な英語力とは?おすすめの翻訳サービスと翻訳会社も紹介

越境ECにチャレンジしたいと考えている事業者の中には、英語が苦手でなかなか一歩を踏み出せないと感じている方がいるのではないでしょうか。
「最低限必要となる英語力はどのくらいか」
「英語力に自信がないが、チャレンジできるのか」
「足りない英語力をどう補えばいいか」
など、気になることや疑問に思うことが多々あるでしょう。
そこで、今回は越境ECをするにあたって必要な英語力や英語力を補うためのおすすめの翻訳サービス、翻訳に関する表現の注意点を紹介します。
越境ECに必要な英語力
受注管理や顧客管理などのECサイト運営だけならば、中学レベルの英語力があれば十分とされています。
eBay Japanが、2022年11月に871人を対象に調査した「越境ECに関する実態調査」によると、「越境ECを行なっている事業者の英語力はどのくらいか」という質問に対して、全体の63.4%が「基礎英語レベル」またはそれ以下と回答しています。
※ 基礎英語レベル = 翻訳ツールを使って対応するレベル
この調査結果からわかるように、高度な英語力が必須ではないと捉えることができます。
ですが、顧客からの直接の問い合わせを処理する場合には、ビジネスレベル以上の英語力が必要となります。
そのため、担当する業務に合わせて英語力を磨いていくことがポイントです。
翻訳するなら機械翻訳と翻訳会社を活用しよう
越境ECを行うにあたって、ECサイトを海外向けに翻訳する必要があります。
翻訳する際には、「機械翻訳」と「翻訳会社」を活用する手段があります。
機械翻訳は、翻訳したいページURLやテキストを翻訳サイトにペーストするだけで即座に翻訳できます。
また、近年の機械翻訳はAI・機械学習の技術を取り入れられるようになったため、翻訳精度が飛躍的に向上し、ビジネス用途でも活用できるようになっています。
しかし、人間の手による翻訳と比べると、どうしても機械的な翻訳となってしまい、違和感が生じて細かいニュアンスを伝えられないことがあります。そのため、最終的な細かい調整は人間の手で行う必要があります。
翻訳会社は、越境ECにおいては商品情報やECサイト全体の翻訳、支払い方法、配送方法などを翻訳することが一般的とされています。
プロの翻訳者が高精度で自然な翻訳をしてくれるため、現地顧客の購入意欲を損なわず売上につなげることができます。
しかし、機械翻訳と異なり、即座に翻訳をしてサイトへ反映するのが難しく、翻訳料金も1文字あたり数十円程度の価格となりコストがかさむ恐れがあります。
そのため、サイトにとって重要とされる部分に対して翻訳したり、専門的な用語を多く含んだページを翻訳したりなど、スポットで活用するのがポイントです。
翻訳する際の表現の注意点
翻訳する際の表現の注意点として、以下の点が挙げられます。
- ニュアンスの違いに気をつける
- シンプルな表現を心がける
- 地域による言葉の違いに注意する
ニュアンスの違いに気をつける
翻訳する際にニュアンスの違いに注意しましょう。
同じ意味の表現でも、日本語と英語ではニュアンスが異なる場合があります。
例えば、「すみません」という日本語の表現は、英語では「Excuse me」と表現することが一般的ですが、謝罪を意味する場合と相手に言葉をかけるための挨拶の場合ではニュアンスが異なります。
そのため、翻訳する際には単純に言葉を置き換えるだけでなく、文脈や原文の意図を理解し、そのニュアンスを正確に伝えるように努める必要があります。
シンプルな表現を心がける
日本語の表現は、英語に直訳すると長く複雑になる場合があるため、シンプルな表現を心がけることが大切です。
複雑な表現や難解な言葉を使用すると、内容を理解するのに時間がかかったり、混乱させたりする可能性があります。
シンプルで分かりやすい表現を心がけることによって、こちらの意図していることを相手へ正確に伝えることができます。
地域による言葉の違いに注意する
同じ英語でも、地域によって言葉の使い方や表現が異なるため注意が必要です。
同じ英単語でも地域によって意味が異なるため、翻訳の際は地域の文化や言葉遣いを理解し、適切な表現を選ぶ必要があります。
言葉の違いに注意しないと、正確な意味が伝わらない翻訳になる可能性があるため、注意が必要です。
おすすめの翻訳サービス・翻訳会社
翻訳サービスや翻訳会社にはさまざまな種類があります。
今回は以下の翻訳サービス・翻訳会社を紹介します。
- DeepL
- Gengo
- OCiETe
DeepL
サイトURL:DeepL 公式サイト
「DeepL」は、高精度で自然な翻訳を提供するAIベースの翻訳サービスです。
2017年にリリースされた翻訳サービスで、短い文章から長い文章まで複数の言語間で翻訳を行うことができます。
英語だけでなく日本語、ドイツ語、フランス語など複数の言語に対応しており、翻訳速度も非常に高速です。
また、直感的に操作できるインターフェースであるため、簡単に利用できます。
Gengo
サイトURL:Gengo 公式サイト
「Gengo」は、オンライン翻訳サービスを提供する翻訳会社です。
世界各国の言語に対応しており、越境ECやWebコンテンツなどの翻訳を手がけています。
短納期での翻訳も可能で、高品質かつ低コストでの翻訳を実現しています。
また、翻訳者は厳しい選考基準をパスした人材が採用されており、品質管理も徹底しています。
利用方法は主にオンラインでの翻訳依頼で、手軽に利用することができます。
さらに、Gengo社独自のAPIを自社システムに組み込むことによって、大量のコンテンツを簡単に翻訳することができます。
OCiETe
サイトURL:OCiETe 公式サイト
「OCiETe」は、日本を拠点とする翻訳会社です。
主に日本語から英語や中国語、韓国語、ドイツ語など多言語に対応した翻訳サービスを提供しています。
対応している業種は医療、法律、IT、ビジネスなど幅広いです。
越境ECにも力を入れており、ECサイトの翻訳や商品説明の作成、マーケティング支援など、EC事業者がグローバル市場に参入するための支援を行っています。
まとめ
今回は、越境ECをするにあたって必要な英語力や、英語力を補うためのおすすめの翻訳サービス、翻訳に関する表現の注意点について紹介してきました。
越境ECを行うために英語力は必要ですが、想定よりもハードルは低いと感じられたのではないでしょうか。
英語力に悩んでいる方でも、基礎英語レベルの知識と翻訳サービス、翻訳会社の力を借りれば十分チャレンジできるビジネスであるといえます。
いきなり翻訳会社を活用するのが難しい方は、翻訳サービスに触れてできることから行動していくことが大切です。