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BASEは越境ECに向いてる?NEOlogiの機能についても解説

更新日: 2023-05-10
BASEは越境ECに向いてる?NEOlogiの機能についても解説

BASEで越境ECを始めてみたいけれど、そもそもBASEは越境ECに向いているのか分からずになかなか始められない方も多いでしょう。

そこで、この記事ではBASEは越境ECに向いているのか、BASEのサービスやBASEが始めた越境ECサービス「NEOlogi」についての解説、BASEで越境ECを行うメリット・デメリットなどをまとめてみました。

この記事を読めば、BASEで越境ECを行うイメージが分かるので、ぜひ参考にしてください。

BASEは越境ECに向いてる?NEOlogiの機能についても解説

BASEとは

BASE

サイトURL:BASE 公式サイト

BASEは誰でも簡単にネットショップが作成できるサービスのことです。

BASEはテナント型ECとも言われており、自分の店舗を簡単に持てるような仕組みになっています。

手軽にネットショップが持てることから、2023年5月時点では、ショップ開設数190万を超える人気のサービスとなっています。

その他にも、初期費用や月額費用が0円で、負担となる費用は売れた時の手数料のみとノーリスクで始められるプランもあることが選ばれている理由です。

前述のような特徴を持つBASEですが、国内はもちろん、海外向けに販売をする越境ECサイトとして利用することもできます。

BASEは越境ECに向いているのか

BASEは初めての越境ECに向いていると言えるでしょう。

その理由は以下の2つです。

  • 海外向けの販売に便利な機能がある
  • NEOlogiとの連携

海外向けの販売に便利な機能がある

BASEは、海外向けの販売に対応するために様々な便利機能を追加することができます。

例えば、BASEにある「英語・外貨対応App」機能を拡張することで、海外の方には英語化されたショップを表示させることができます。

他にも「送料詳細設定App」機能を利用することで、国ごとの送料を商品単位で設定することもできます。

NEOlogiとの連携

BASE

サイトURL:NEOlogi 公式サイト

BASEが越境ECに向いているもう一つの理由として、NEOlogiと提携していることが挙げられます。

NEOlogiは日本を含む、世界150ヵ国以上に出荷可能な物流代行サービスです。

NEOlogiを利用することで、手間になりがちな海外出荷に関する作業を簡単に行うことができます。

NEOlogiもBASEと同じく、初期費用・固定費は無料で利用することができ、出荷1件ごとに利用料金を支払う形態をとっているため、出荷量が少ない方やスポットで利用したい越境EC初心者に優しいサービスとなっています。

BASEで越境ECを行うメリット

また、BASEで越境ECを行うメリットは主に以下4つあります。

  • 世界150ヵ国に豊富な配送方法が選択できる
  • 初期費用と固定費を抑えやすい
  • 越境ECに適した梱包が可能
  • 海外発送に関する業務を外注できる

それぞれ解説します。

世界150ヵ国に豊富な配送方法が選択できる

BASEで越境ECを行うメリットとして、世界150ヵ国に配送方法が選択可能なことが挙げられます。

NEOlogiの機能を利用することでDHL、FedEx、AIRMAIL、SALの中から配送方法の選択が可能になります。

上記の配送方法はそれぞれ、配達スピードや配送料などが異なりますが、NEOlogiを利用することで用途に合わせた発送に対応することが可能です。

初期費用と固定費を抑えやすい

BASEで越境ECを行う場合、初期費用と固定費を抑えやすいことも大きなメリットです。

初めてBASEでショップを開設する場合、ほとんどの方はスタンダードプランから始めることになります。

スタンダードプランでは、初期費用・月間費用0円で、売れた時のみ費用がかかる仕組みで、リスクなくネットショップの運営を始めることができます。

また、基本的にBASEで越境ECを行う場合は、機能としてNEOlogiのアプリをインストールすることになります。

海外に配送するためにNEOlogiを利用した場合もBASE同様に初期費用・固定費は0円で出荷1件ごとに利用料金を支払う形態をとっているため、最初は金銭的な負担を抑えやすいです。

越境ECに適した梱包が可能

BASEで越境ECを行うメリット3つ目として越境ECに適した梱包が可能なことが挙げられます。

もし越境ECに適していない梱包をしてしまうと、大切な商品を傷つけてしまう恐れがあるため、適切な梱包ができることは大きなメリットになります。

もともとNEOlogiは、「CDJapan」というジャパンカルチャー関連の商品を扱う独自のECサイトを20年に渡って手がけているネオ・ウィングが事業を行っています。

CDJapanは海外発送件数も、日本で五指に入るほどのボリュームを誇っていたため、NEOlogiは海外に適切に発送をするための豊富な知識やノウハウを保持しています。

そのため、BASEでNEOlogiを利用することで安心して梱包・発送をお任せすることができるでしょう。

海外発送に関する業務を外注できる

BASEで越境ECを行うと海外発送に関する業務を全て外注できることもメリットです。

実際に越境ECを行い、商品を海外に発送しようと思うと多くの手続きが必要になります。

例えば商品に添付するためのINVOICE(貨物の送り状)の発行や、外国から貨物を輸出する際、税関に対して輸出の申告が必要な通関手続きなどがあります。

BASEのNEOlogiを利用することでこれらの手間となる業務を全て委任することができるのです。

BASEで越境ECを行うデメリット

BASEで越境ECを行うことは、メリットばかりではありません。

主なデメリットは主に2つあります。

  • 海外のモール型ECなどと比べると集客が難しい
  • 販売手数料がネックになる

それぞれ解説します。

海外のモール型ECなどと比べると集客が難しい

BASEで越境ECを行うデメリットとして、海外のモール型ECなどと比べると集客が難しいことが挙げられます。

モール型ECとは日本で言うと楽天市場のようなもので、1つのECサイトに多数の企業や商店が集まっている形態をいいます。

ECモールのメリットとしてネームバリューがあることから集客がしやすいことが挙げられます。

海外にも有名なECモールがあり、中国では「Tmall(点猫)」、アメリカでは「Walmart」が主に現地で利用されているECモールです。

ECモールと比べるとBASEは出店が簡単にできることでライバルが多くなりがちなことや、売れるショップに成長するまではネームバリューも上がらないことから、集客が課題となるでしょう

販売手数料がネックになる

BASEで越境ECを行うデメリットとして、**売上が上がるほど販売手数料がネック**となることです。

BASEではスタンダードプランの場合、サービス利用料3%・決算手数料が3.6%かかることになります。

仮に月の売上が17万円を超えると、月額5,980円のグロースプランといわれるプランに入った方が手数料が2.9%に下がり結果としてお得に利用することができます。

しかし、どちらのプランに入っていても手数料がかかることに変わりはありません。

ショップが大きく成長していくと手数料も大きな負担となってしまうため、そこがBASEのデメリットとなるでしょう。

まとめ

以上、BASEと越境ECの相性やBASEで越境ECを行うメリット・デメリットを紹介しました。

まとめますと、下記のようになります。

  • BASEは越境EC向けの機能追加やNEOlogiと提携していることから、初めての越境ECに向いている
  • BASEで越境ECを行うメリットは、国際輸送の方法が豊富、費用を抑えやすい、海外発送に関する業務を外注できること
  • 集客には工夫が必要
  • ECサイトが成長した際には販売手数料がネックになる

BASEのネットショップの開設は個人・法人問わず誰でもすぐにできます。

最初は商品がなかなか売れなくても、固定費や初期費用がかからずに運用できるのでリスクが少なく、初めて越境ECを行うならおすすめのサービスとなります。

越境ECを導入することで、海外というとても大きなマーケットに参入できるので、ぜひ挑戦してみてください。

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