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ECサイトで発送代行を使うメリットや選定方法・おすすめ業者紹介

更新日: 2022-09-14
ECサイトで発送代行を使うメリットや選定方法・おすすめ業者紹介

ECサイトの業務で必要不可欠なのが商品の発送業務です。

来店型の店舗と比べて、梱包したり、伝票を入力したり、運送業者に来てもらうなど手間がかかります。

そこでおすすめなのが、発送代行サービスを利用する方法です。

この記事では、発送代行サービスを利用するメリットやデメリット、代行依頼したほうが良いタイミングや業者の選び方などを解説していきます。

ECサイトで発送代行を使うメリットや選定方法・おすすめ業者紹介

発送代行を利用するメリット

ECサイトを運営するにあたって、発送代行サービスを利用するのは非常に便利です。

その理由は、以下のようなメリットがあるからです。

  • コア業務に専念できる
  • 発送業務のためにスタッフを増やさなくて済む
  • 在庫を保管する手間が不要

コア業務に専念できる

発送業務に時間やスタッフを割いていると、ECショップで大切な商品づくりや集客、イベント企画など売上に直結する業務の時間が少なくなる場合があります。

発送代行サービスを使うことにより、売上アップを目指すための施策に時間と人をかけられることは大きなメリットです。

発送業務のためにスタッフを増やさなくて済む

ECサイトの注文が順調に伸びてくると、当然のことながら発送業務の仕事量も増えてきます。

そうなれば、新しいアルバイトやスタッフを雇わなければならないので、人件費の増加が運営経費の圧迫になりかねません。

発送代行サービスは自社で人を雇うよりもリーズナブルな料金の場合があるので、自社で雇うよりも経費が安くなります。

在庫を保管する手間が不要

自社のECサイトが成長するにつれて、取り扱う商品数も多くなってきます。

そうなれば、商品を保管するスペースや倉庫を増やさなければならないため、保管に伴うコストもどんどん増加していきます。

発送代行サービスを利用すれば、自社で保管場所を増やす必要がないため倉庫などの投資コストが抑えられます。

発送代行を利用するデメリット

逆に発送代行サービスを利用する際には、デメリットもあるので確認しておきましょう。

発送代行サービスのデメリットは以下のものが考えられます。

  • 自社に発送業務のノウハウを蓄積できない
  • 独自の発送体制や仕組みによる競争力が生まれない
  • 顧客情報流出リスクがある

自社に発送業務のノウハウを蓄積できない

発送代行を任せると、逆に自社で発送業務の経験やノウハウが蓄積されないため、今後の改善策としてのアイデアが浮かびにくいことが挙げられます。

独自の発送体制や仕組みによる競争力が生まれない

ECサイトの戦略として、独自の発送体制や仕組みによって競争力が生まれない恐れも出てきます。

例えば、ネット通販大手のAmazonは自社で物流の仕組みを持っているため、輸送コストの安さや顧客までに届くまでのスピードの速さなど、競合他社に負けないサービスになっています。

こうした発送における強みが作れないのは、少し弱点になるでしょう。

顧客情報流出リスクがある

発送代行サービスを利用しているので、発送代行業者と顧客情報を共有していることになります。

そうなれば、発送代行業者のパソコンなどからデータ流出する恐れも出てきます。

発送代行を利用するタイミングや状況

メリットとデメリットを挙げてきましたが、以下のようなタイミングや状況であれば利用を検討することをおすすめします。

  • 売上が伸びてきているが、発送業務がサイト運営を圧迫してきている
  • 売上が伸びてきて、発送業務をしてくれる人材を募集しているがなかなか集まらない


こうした場合は、発送代行サービスを利用しなければ、発送の遅延やスタッフの重労働、ほかの業務に時間が割けないなどの問題が山積みになり、

せっかく利益の出てきたECサイトで赤字になったり、失敗して閉鎖したりしなければならない状況にも陥りかねません。

売上が伸びてきたら、必ず発送代行を検討していきましょう。

発送代行業者の選び方のポイント

発送代行サービスを利用するには、業者の選定が肝心です。

それでは、いったいどんなことに気を付けて選べばよいでしょうか。

以下の点が見極めるうえで重要なポイントになります。

  • 自社の現在のコストときちんと比べる
  • 拠点が自社から近いか考える
  • 自社が取り扱う業種に強いところを探す

自社の現在のコストときちんと比べる

値段は、安いことに越したことはないですが、どこまで代行業務を行ってくれるのかを確認しましょう。

また、発送数量が少ない場合には1商品あたりの代金も高くなる場合もあります。

自社の現時点での注文数と発送業務コストを計算して、同じ状況で業者の見積内容と照らし合わせてみたらどれだけ費用が安くなるのか、そしてどれだけ業務が楽になるのかをじっくり検討しましょう。

拠点が自社から近いか考える

何かあった際には、現地にすぐに行けるほど問題解決しやすいです。

自社が東京なのに、拠点が大阪中心などの場合は、顧客からのトラブル対応が遅くなるケースがあります。

なるべく、自社から近い距離にあるパートナーを探しましょう。

自社が取り扱う業種に強いところを探す

アパレル、食品、雑貨など取り扱う商品によって得意としている業者もあります。

自社の取り扱う商品に強みを持つ業者なら、安心して任せられます。

おすすめの発送代行業者を紹介

この項目では、数ある発送代行業者の中からおすすめの業者を紹介していきます。

発送代行業者を探す手がかりは相場の参考としても活用してください。

EC物流ドットコム

EC物流ドットコム

サイトURL:https://www.ec-butsuryu.com/

入荷から発送までの料金が商品1点につき約400円とリーズナブルの料金で、継続率97%と高いリピート率を誇っています。

拠点は東京と埼玉にあるので関東でECサイトを運営しているのならおすすめです。

株式会社日新ECパートナーズ

株式会社日新ECパートナーズ

サイトURL:http://www.ns-w.jp/

発送代行のいろんな内容が入っていて、商品1つ出荷で750円のパッケージ料金と、安くて分かりやすい内容で評判です。

拠点は大阪が中心ですが、九州の発送にも力を入れており、九州のECサイトなら翌日配達指定も可能です。

ロジー.com

サイトURL:https://358logi.com/

ロジー.comは保管費0円がウリの発送代行サービス業者です。

保管料は固定費でかかるのが一般的ですが、その費用がないのは嬉しいですよね。

また、商品1個あたりの料金も260円台~780円台とリーズナブルです。

拠点は大阪と兵庫にあります。

まとめ

以上、ECサイトの発送代行サービスのメリット、デメリット、依頼するタイミングや業者選定方法、おすすめ業者を紹介してきました。

発送代行はECサイトの成長には欠かせません。

業者の力も上手く活用しながら、ECサイトを大きくしていきましょう。

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