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ECサイト制作を依頼する時に押さえるべきポイントを紹介

更新日: 2022-09-07
ECサイト制作を依頼する時に押さえるべきポイントを紹介

ECサイトを運営していきたいと考えているけれど、自分たちで一からサイトを構築するのはハードルが高いと感じている方が少なからずいるのではないでしょうか。

そう感じている方は、ECサイト制作を外部へ依頼するのが良いです。

サイト制作に特化した業者やサービスを利用することによって、自分たちの理想とするECサイトを速やかに制作することができるため、心理的なハードルを下げることができます。

そして本来ECサイト制作にかけるべき時間を、サイト運営のための準備に活用したり、マーケティング施策を考える時間に当てたりすることができるため、効率よくECサイト開設を進めることができます。

そこで今回は、ECサイト制作を依頼する際に注意すべきポイントや制作にかかる費用、依頼前に準備しておくべきことなどを紹介します。

ECサイト制作を依頼する時に押さえるべきポイントを紹介

ECサイト制作を依頼するには

ECサイト制作を依頼したいと考えている方は、以下の依頼先から選ぶのが基本となります。

  • ホームページ制作会社・Webデザイン会社
  • システム開発会社
  • クラウドソーシングサービス

ホームページ制作会社・Webデザイン会社

基本的にはECサイトの企画・ディレクションから構築までを一貫して依頼することができます。

また、依頼するサービスやオプションによっては、マーケティング支援を行なってくれるものもあるため、ニーズに合ったサービスを提供している会社を選びましょう。

料金体系は各会社によって異なっているため、自分たちのニーズと予算を照らし合わせて絞り込んでいきましょう。

システム開発会社

ホームページ制作会社やWebデザイン会社よりも、専門性の高いECサイトやフルスクラッチ型ECサイトを制作したいと考えている方にオススメです。

ASP型やオープンソース型のECサイトの制作と比べて、費用は高額になりますが独自の仕様を盛り込んだオリジナリティあふれるECサイトを構築することができます。

クラウドソーシングサービス

各プラットフォーム上からECサイト制作を専門としている人材を探して、仕事を依頼することができます。

一からサイト制作を依頼することもできますし、サイトのアップデートをしたいけれどリソースが足りないときに限定的に仕事を依頼することもできます。

費用は専門会社に依頼するよりも安価であるため、予算を多くかけずにサイト制作することができます。

しかし、制作スキルや経験は個人によって異なるため、プラットフォーム上の実績や評価を確認してから依頼していきましょう。

別記事にて、おすすめのクラウドソーシングサービスサイトも紹介していますので、併せてチェックしてみてください。

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ECサイト制作の費用相場

ECサイト制作にかかる費用は、制作するECサイトの種類によって異なってきます。

ECサイトの種類は、主に以下となります。

  • モール型ECサイト
  • ASP型ECサイト
  • オープンソース型ECサイト
  • パッケージ型ECサイト
  • クラウド型ECサイト
  • フルスクラッチ型ECサイト


各ECサイトの種類については、下記の記事にまとめていますので、ご確認ください。


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結論としまして、ECサイトの相場は 搭載したい機能と目的 によって費用は大きく変わります。

例えば、以下のような条件でECサイトの制作を検討することとします。

  • 依頼するのはホームページ制作会社
  • サイト運営ができる最低限の機能のみで良い
  • 費用はなるべく抑えて独自ECサイトを作りたい

このようなケースでは、おおよそ10万円〜100万円以下での相場とされており、ShopifyやBASEといったプラットフォームが用意しているショッピングカートシステムを活用してサイト制作を行うケースとなります。

各サービスが提供しているテンプレートデザインを使用しての制作となるため、高度なカスタマイズは行えません。また、商品画像やサイト内で使用する説明文なども依頼者側で用意する必要があります。

もし「もっと独自性を持たせたい」や「サイト内で使用する素材も用意してほしい」などの要望がある場合は相場が変わるため、費用が多くかかります。

自分たちはどういう目的でサイト制作したいのか(費用を抑えたい、独自性を持たせたいなど)、必要な機能は何なのかを明確にすることで、依頼される側も相場の提示がしやすくなるので、整理しておきましょう。

ECサイト制作の依頼で注意すべきポイント

ECサイトの制作を依頼するにあたり、注意すべきポイントがあります。

以下の点に注目しましょう。

  • 制作実績を確認する
  • 業務範囲を明確化しておく

制作実績を確認する

依頼する制作会社や個人が、過去にどのようなECサイトを制作しているかを確認しておきましょう。

実績を確認するポイントとしては、直近で制作したサイトがどのようなものなのかを見るのが良いです。

長年運営されている制作会社では、古い制作実績を掲載していることがあるため、制作したシステムやデザインが現在の基準に当てはまるものなのかを判断するポイントになります。

業務範囲を明確化しておく

ECサイト制作には、「構築」「設定」「運用」の3つのステップがあります。「構築」は一般的なWebサイトを制作する範囲となります。「設定」は決済や物流、マーケティング支援ツールなどの設定、「運用」はECサイト公開後の集客支援やメンテナンスなどを引き受けてくれます。

ECサイトの構築だけを依頼して、その他の設定や運用については依頼者側で行うのか、全て一括してお願いするのかによって、外注先や費用が変わってきます。

ECサイト制作前に決めておくこと

ECサイト制作の依頼を検討されている方は、依頼する前に以下のことを決めておくとスムーズにサイト制作を進めていけます。

  • サイトの方向性を決めておく
  • サイトのイメージをまとめておく

サイトの方向性を決めておく

ECサイトの方向性を決めておきましょう。

「何のためにECサイトを制作するのか」「どのようなサイトを作りたいか」を決めておくことで、サイト制作全体の軸となります。

軸を決めておくことで、制作を行なっていく中での方針に迷ってしまったり、機能追加を検討したり際に立ち戻ることができるため、サイト制作で迷走してしまうリスクを軽減することができます。

サイトのイメージをまとめておく

PCやスマホでどのように見せたいか、どのようなイメージ・印象を持たせたいかなど、サイトのイメージを明確にしておきましょう。

目指すべきサイトのイメージや参考サイトなどがあると、制作している側は最終的に完成されるサイトをイメージしやすくなるため、制作サイドにとっては大きなポイントとなります。

また、自分たちが決めた方向性とズレがないかを視覚的に確認することができるため、より理想とするECサイトに近づけることができます。

まとめ

ここまでECサイト制作を依頼する注意点や費用相場、制作前に決めておくべきことについて紹介してきました。

ECサイト制作を外部に依頼する場合、依頼先によって費用や請け負ってくれる範囲が異なってくるため、事前に見積もりを出してもらい、自分たちが納得できる条件となっているかを吟味する必要があります。

条件に合う依頼先を見つけて、理想とするECサイトを制作しましょう。

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