ネットショップでイラストを販売するには?おすすめ販売サイト9選
「自分で作成したイラストをネットショップで販売してみたい!でも、どこで、どうやって売るの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
そこでこちらの記事では、ネットショップでイラストを販売する方法と、おすすめの販売サイトを9つ紹介していきます。
こちらの記事を読むことで、自分に向いているイラストの販売方法がわかり、どの販売サイトを使うべきか判断しやすくなるでしょう。
ネットショップでイラストを販売する方法
ここからは、ネットショップでイラストを販売する方法について解説していきます。
ネットショップでのイラスト販売の方法には、大きく分けて以下の3つがあります。
- 依頼を受けてイラストを制作する
- ダウンロード素材としてイラストを販売する
- イラストを使った商品を販売する
まずは3つの販売方法の特徴や違いを把握し、自分に合った販売方法を見つけてみましょう。
依頼を受けてイラストを制作する
この販売方法は、法人や個人からの依頼を受けて、イラストを制作するパターンです。
依頼者の希望に沿ったイラストを制作します。
依頼されるイラストの種類は、似顔絵やオリジナルキャラクター、挿絵などが多いです。
「依頼を受けてイラストを制作する」場合、さらに「依頼者を募集する」と「案件に応募する」方法の2パターンがあります。
依頼者を募集する
「依頼者を募集する」やり方は、依頼したい人が集まっているプラットフォームを利用して仕事をもらうことができます。
代表的なプラットフォームは、「ココナラ」です。
「ココナラ」はスキル販売が可能なプラットフォーム上で、「可愛らしいイラストを描きます」といったように依頼者の募集ができます。
商品内容や価格などを自分で設定できる点が特徴です。
案件に応募する
「案件に応募する」では、「クラウドワークス」などで企業が出している求人に応募し、イラストを制作をするやり方です。
「依頼を受けてイラストを制作する」メリットは、即金性が高く、まとまった金額を稼ぎやすいという点です。
ダウンロード素材としてイラストを販売する
作成したイラストをダウンロード素材として販売する方法もあります。
「依頼を受けてイラストを制作する」とは異なり、基本的には自分が描きたいイラストを描くことができます。
ダウンロード販売されているイラストは、主にWebや印刷物で利用されるものです。
「ダウンロード素材としてイラストを販売する」場合、「ネットショップを作成する」と「販売サイトを利用する」方法の2パターンがあります。
ネットショップを作成する
ネットショップを作成する場合は、「BASE」などネットショップ作成サービスを利用して、自社でイラスト販売用のネットショップを作ります。
ネットショップではイラストを商品として複数並べ、注文があればダウンロードで渡す方法です。
ネットショップを作成すれば、自分だけでなく複数のデザイナーに描いてもらったイラストを販売するなど事業として拡大することもできます。
販売サイトを利用する
販売サイトを利用する場合は、「イラストAC」などのフリー素材サイトに作成したイラストをアップロードし、ダウンロードされるのを待ちます。
「ダウンロード素材としてイラストを販売する」メリットは、1度制作したものが利益になり続けるという点です。
一方で、利益が出るまで時間がかかるといったデメリットもあります。
イラストを使った商品を販売する
作成したイラストを使い、オリジナルグッズや同人誌などを販売する方法です。
こちらの販売方法も、基本的には自分が描きたいイラストを描くことが可能です。
「イラストを使った商品を販売する」場合、ダウンロード販売同様、「ネットショップを作成する」と「販売サイトを利用する」方法の2パターンがあります。
「販売サイトを利用する」では、「SUZURI」などのイラストのデータからオリジナルグッズの作成ができるサービスを利用し、商品の販売を行います。
在庫を抱えることなく商品を販売することもできるので、初心者の方も挑戦しやすいでしょう。
販売方法別!イラスト販売におすすめのサイト【9選】
ここからは、イラストの販売が可能なサイトを、販売方法別に紹介していきます。
「手数料/報酬・特徴・どんな方向け」の3項目を表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
依頼を受けてイラストを制作するのにおすすめなサイト
「依頼を受けてイラストを制作する」場合、「依頼者を募集する」と「案件に応募する」方法の2パターンがあります。
パターンごとにおすすめの販売サイトを見ていきましょう。
まず、「依頼者を募集する」場合のおすすめ販売サイトは「ココナラ」と「SKIMA」です。
サイトURL:ココナラ 公式サイト
- 手数料:22%
- 特徴:ユーザー数が多い、幅広いジャンルのイラストが販売可能
- どんな方向け:イラスト販売が初めての方
SKIMA
サイトURL:SKIMA 公式サイト
- 手数料:11〜22%
- 特徴:キャラクター系のイラストが多い
- どんな方向け:イラスト販売が初めての方、手数料を抑えたい方、キャラクター系のイラストを販売したい方
続いて、「案件に応募する」場合のおすすめ販売サイトは「クラウドワークス」です。
クラウドワークス
サイトURL:クラウドワークス 公式サイト
- 手数料:5〜20%
- 特徴:個人案件のみならず法人案件も多い、コンテスト形式の受注方法がある、高報酬の案件あり
- どんな方向け:イラスト販売が初めての方、スキルに自信のある方
ダウンロード素材としてイラストを販売するのにおすすめなサイト
「ダウンロード素材としてイラストを販売する」場合、「ネットショップを作成する」と「販売サイトを利用する」方法の2パターンがあります。
ここでも、パターンごとのおすすめ販売サイトを見ていきましょう。
まず、「ネットショップを作成する」場合のおすすめ販売サイトは「BASE」と「Shopify」です。
BASE
サイトURL:BASE 公式サイト
- 手数料:6.6%+40円 (無料のプラン)、2.9% (月額5.980円のプラン)
- 特徴:開設から運営まで専門知識なしで簡単にできる、初期費用・月額料金が無料、無在庫販売も可能
- どんな方向け:まずはネットショップを開設してみたい方
Shopify
サイトURL:Shopify 公式サイト
- 手数料:3.4%〜(月額25ドルのプラン)、3.25%〜(月額255ドルのプラン)
- 特徴:ビジネス規模に合わせたプラン選択が可能、多通貨・多言語対応、カスタマイズ性が高い
- どんな方向け:本格的にネットショップを運営していきたい方
そして、「販売サイトを利用する」場合のおすすめ販売サイトは「イラストAC」と「PIXTA」です。
イラストAC
サイトURL:イラストAC 公式サイト
- 報酬:1ダウンロード4.36円
- 特徴:ユーザー数が多い
- どんな方向け:イラスト販売が初めての方
PIXTA
サイトURL:PIXTA 公式サイト
- 手数料:22%〜(登録状況・クリエイターランクによって決まる)
- 特徴:入門テストや審査がある
- どんな方向け:ダウンロード販売サイトでより利益をアップさせたい方
イラストを使った商品を販売するのにおすすめのサイト
「イラストを使った商品を販売する」場合、「ネットショップを作成する」と「販売サイトを利用する」方法の2パターンがあります。
なお、「ネットショップを作成する」場合のおすすめ販売サイトは、「ダウンロード素材としてイラストを販売する」で紹介しているのでそちらをご覧ください。
ここでは、「販売サイトを利用する」場合のおすすめ販売サイト「SUZURI」と「 BOOTH」を紹介していきます。
SUZURI
サイトURL:SUZURI 公式サイト
- 手数料:なし
- 特徴:アイテムの製作から発送まで行ってくれる、商品の種類が豊富、手数料がかからない代わりに商品の原価代金は高め
- どんな方向け:イラスト販売が初めての方
BOOTH
サイトURL:BOOTH 公式サイト
- 手数料:5.6%+22円
- 特徴:キャラクター系のイラストが多い、ダウンロード販売や無在庫販売も可能、様々な発送方法に対応
- どんな方向け:イラスト販売が初めての方、キャラクター系のイラストを販売したい方
まとめ
今回は、ネットショップでイラストを販売する方法と、おすすめの販売サイトを9つ紹介しました。
イラストの販売方法には、「依頼を受けてイラストを制作する」「ダウンロード素材としてイラストを販売する」「イラストを使った商品を販売する」の3つがあります。
そして、販売するプラットフォームは販売方法によって変わってきます。
まずは、こちらの記事を参考に販売方法を決めてから、サイト選びをしてみましょう!