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ネットショップ作成サービス【BASE・STORES】を徹底比較!

更新日: 2023-01-17
ネットショップ作成サービス【BASE・STORES】を徹底比較

ネットショップ作成サービスの中で知名度の高いBASEとSTORES。

似たようなサービスであることから、どちらを使うべきか迷っている方もいるでしょう。

そこで、こちらの記事ではBASEとSTORESの「特徴・費用・機能」の3点にフォーカスし、両者を徹底比較していきます。

この記事を読むことで、BASEとSTORESの違いや、自分にどちらのサービスが向いているのかが分かるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

ネットショップ作成サービスBASE・STORESを徹底比較

BASEとSTORESとは?

まずは、BASEとSTORES、それぞれのサービスについて解説していきましょう。

BASE

BASE

サイトURL:BASE公式サイト

はじめに、BASEです。

BASEはネットショップ作成サービスの中でも非常に人気で、最大の特徴は、ユーザー数の多さです。

BASE公式サイトによると、ネットショップ開設実績は5年連続でNo.1となっています。

やはりCMなどの影響もあり、ネットショップ作成サービスといえば「BASE」といったイメージを持っている方も多いのでしょう。

また、初心者の方でもネットショップの開設から運営まで迷いにくく、多くの機能を無料で使えるといった点がBASEを利用するメリットです。

BASEの費用

BASEには、2つの料金プランがあります。

それは、月額料金が無料の「スタンダードプラン」と、月額5.980円の「グロースプラン」です。

手数料はプランによって異なっており、無料プランでは「3%(サービス利用料)+3.6%+40円(決済手数料)」、有料プランでは「2.9%(決済手数料)」です。

なお、BASEの有料プランの決済手数料は業界最安となっています。

また、その他の費用として、ショップ指定の口座に売上金を振り込む際に「振込手数料」と「事務手数料」があります。

「振込手数料」は250円、「事務手数料」は2万円未満の場合のみ500円かかります。

初期費用については、全てのプランで無料です。

BASEの機能

BASEでは、拡張機能である「Apps」を利用することによって、欲しい機能を自分で追加することが可能です。

無料プランと有料プランどちらでも全ての機能を利用できるという点が特徴的です。

まず、BASEの機能は10個のカテゴリーで分けられており、「ショップのルールを設定する」から「お金を管理する」まで、ネットショップの運営に必要なことがしっかりと網羅されています。

そのため、ネットショップ初心者の方にやさしく、支持されている理由にもなっています。

全体の機能数もこれから紹介するSTORESに比べてかなり多く、STORESにあるほとんどの機能はBASEにあると考えて問題ないでしょう。

無料で豊富な機能を利用できる点がBASEの魅力です。

BASEの決済手段

BASEで対応している決済手段をまとめると以下の通りです。

  • クレジットカード決済
  • キャリア決済
  • 銀行振り込み
  • コンビニ支払い
  • Pay-easy
  • 後払い
  • PayPal決済
  • Amazon Pay

BASEのデザイン

BASEには、11種類の無料テンプレートと71種類の有料テンプレートがあります。

無料テンプレートはおしゃれですがシンプルなものが多いため、物足りなさを感じる方は有料テンプレートを利用してみても良いでしょう。

有料テンプレートは、5.000円〜15.000円ほどが相場です。

専門知識のある方は、「HTML 編集 App」の拡張機能でHTML/CSS/JavaScriptを編集し、より理想のデザインに近づけることも可能です。

STORESとは?

STORES

サイトURL:STORES 公式サイト

次に、STORESについてです。

STORESも知名度が高いネットショップ作成サービスです。

STORES公式サイトによると、毎月1万ものショップが開設されています。

初心者の方も専門知識不要で簡単にネットショップを開設することできます。

STORESを利用するメリットは、販売手数料や振込手数料が安く、決済手段が多いという点です。

STORESの費用

STORESにもBASE同様、2つの料金プランがあります。

月額料金が無料の「フリープラン」と、月額2.178円の「スタンダードプラン」です。

手数料はプランによって異なっており、無料プランでは「5%(決済手数料)」、有料プランでは「3.6%(決済手数料)」です。

無料プランの手数料は、STORESの方がBASEよりも安くなっています。

有料プランでは、月額料金はSTORESの方が安いのですが、その分BASEよりも手数料が高くなっています。

また、その他の費用として、口座に売上金を振り込む際に「振込手数料」と「事務手数料」がかかります。

「振込手数料」は275円、「事務手数料」は入金金額が1万円未満の場合のみ275円発かかります。

2万円以上の振込をする場合は、BASEの手数料が最安になりますが、それ以下の場合はSTORESの方が安くなります。

そして、初期費用はBASE同様全てのプランで無料です。

STORESの機能

STORESでは、無料プランと有料プランで使える機能が異なります。

BASEと比較してみると、全体の機能数は少なく、BASEでは無料で使える機能がSTORESでは有料プランにのみ対応しているといったケースも多数あります。

例えば、「商品動画の埋め込み」や、「配送日指定」、「独自ドメイン」などの機能はSTORESでは有料プランにのみ対応していますが、BASEでは無料で利用できます。

そのほか、登録できる「アイテム画像数」もBASEでは20枚までとなっていますが、STORESでは無料プランで15枚、有料プランで30枚までとなっています。

そのため、コストパフォーマンスにより優れているのはBASEでしょう。

STORESの決済手段

STORESで対応している決済手段をまとめると以下の通りです。

  • クレジットカード決済
  • キャリア決済
  • 銀行振り込み
  • コンビニ支払い
  • 後払い
  • PayPal決済
  • 楽天ペイ
  • PayPay残高



【有料プランにのみ対応】

  • Amazon Pay
  • 代引き
  • 決済手段カスタマイズ



対応している決済手段は、STORESの方がBASEよりも多いです。

BASEと比較してみると、無料プランでは、Pay-easyとAmazon Payには対応しておらず、代わりに楽天ペイとPayPay残高に対応しています。

そして、有料プランではAmazon Payに加え、代引きと決済手段カスタマイズというBASEにはない決済手段があります。

STORESのデザイン

STORESでは、48種類の無料テンプレートを取り扱っています。

無料で使えるテンプレートの数は、STORESの方がBASEよりも多いです。

また、STORESもBASE同様、簡単にショップのデザインをカスタマイズすることができます。

気をつけていただきたいのは、STORESではBASEのようにHTML/CSSを編集する機能や、有料テンプレートがありません。

そのため、STORESはデザインに強いこだわりがない方や、専門知識がない方、無料テンプレートを使い続けていくという方におすすめです。

【比較表】BASEとSTORESの違いは?

それぞれの詳しい解説をしていきましたが、BASEとSTORESの違いを分かりやすく比較表にまとめています。

特徴の比較

BASE STORES
ユーザー数が多い機能が豊富
デザインの自由度が高い
販売手数料が安い
振込手数料が安い
決済手段が多い

費用の比較

BASE STORES
月額料金 スタンダードプラン:無料
グロースプラン:5.980円
フリープラン:無料
スタンダードプラン:2.178円
手数料 無料プラン:6.6%+40円
有料プラン:2.9%
無料プラン:5%
有料プラン:3.6%
振込手数料 250円 275円
事務手数料 2万円未満の場合のみ500円 1万円未満の場合のみ275円
初期費用 無料 無料

機能の比較

BASE STORES
機能 機能数はSTORESに比べてかなり多い
無料で豊富な機能を利用できる
機能数はBASEに比べて少ない
BASEでは無料で使える機能が
STORESでは有料プランにのみ対応しているケースが多い
決済手段 クレジットカード
決済キャリア決済
銀行振り込み
コンビニ支払い
Pay-easy
後払い
PayPal決済
Amazon Pay
クレジットカード決済
キャリア決済
銀行振り込み
コンビニ支払い
後払い
PayPal決済
楽天ペイ
PayPay残高

(有料プランにのみ対応)
Amazon Pay
代引き
決済手段カスタマイズ
デザイン 無料テンプレート11種類
有料テンプレート71種類
HTML/CSS/JavaScriptの編集可能
無料テンプレートが48種類

まとめ

今回は、ネットショップ作成サービスBASEとSTORESの「特徴・費用・機能」の3点にフォーカスし、両者の違いについて解説してきました。

どちらのサービスでも、専門知識なく簡単にネットショップを作成することができます。

BASEは多くの機能を無料で使え、デザインの自由度も高いです。

一方、STORESは販売手数料や振込手数料が安く、決済手段が多いといった点で優れています。

まずは、自分の優先させたいポイントを明確にし、こちらの記事を参考にぴったりなネットショップ作成サービスを選んでみてください。

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