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ECサイトで上手くいくロゴを作るポイント&タイプ別の事例3選

更新日: 2022-10-07
ECサイトで上手くいくロゴを作るポイント&タイプ別の事例3選

ECサイトにおいて、ロゴは、お店の看板のような存在です。

ロゴは、購入者の印象に強く残る大事な部分なので、どんなロゴにするべきか迷う方もいるでしょう。

そこで、この記事では、ECサイトで上手くいくロゴを作るポイントを解説していきます。

また、タイプ別に、成功しているECサイトのロゴを3つ紹介していきます。

ぜひ、ECサイトのロゴを作成する際の参考にしてみてください。

ECサイトで上手くいくロゴを作るポイント&タイプ別の事例3選

ECサイトで上手くいくロゴを作るポイント

ここからは、ECサイトで上手くいくロゴを作るポイントを見ていきましょう。

ロゴ作成の流れや、知っておくべきことについて詳しく解説していきます。

ロゴのタイプ

まず初めに、ECサイトのロゴのタイプ(種類)について知っておきましょう。

ECサイトのロゴには、以下の3つのタイプがあります。

  • ロゴタイプ
  • シンボルマーク
  • ロゴマーク

ロゴタイプ

「ロゴタイプ」とは、文字のみのロゴです。

例えば、「Canon」「SHISEIDO」のロゴなどが「ロゴタイプ」にあたります。

会社名やサービス名の認知を第一目的とする場合、「ロゴタイプ」が向いているでしょう。

なお、「ロゴタイプ」は文字のみのロゴなので、会社のイメージを伝えることが難しい点には気を付けてください。

シンボルマーク

「シンボルマーク」とは、アイコンのみのロゴです。

例えば、「Apple」のリンゴマーク、「スターバックス」のセイレーンモチーフなどが「シンボルマーク」にあたります。

「シンボルマーク」はグローバルな会社のロゴに多いです。

メリットは、言語に左右されないことや表現の幅が広いこと、デメリットは、流行に影響されやすいことや、伝わりやすいデザインを考えるのは難易度が高いということです。

ロゴマーク

「ロゴマーク」とは、「ロゴタイプ」と「シンボルマーク」を組み合わせたロゴです。

例えば、「Shopify」「メルカリ」などのロゴが「ロゴマーク」にあたります。

「ロゴタイプ」と「シンボルマーク」のメリットを掛け合わせた「ロゴマーク」は、どんな会社にもおすすめできます。

「ロゴマーク」をつくる際は、「ロゴタイプ」と「シンボルマーク」のバランスに注意しましょう。

ロゴのコンセプトを決める

では、ロゴのデザインを考えていきます。

デザインを決めていく上で、一番初めにすることは、コンセプトをはっきりさせるということです。

具体的にいうと、「ロゴにどんな印象を持たせたいか」を考えます。

例えば、「大人向けに、高品質な商品を高価格で提供するECサイト」の場合は、「高級感があり落ち着いた印象」、「女性向けにデザイン性の高い商品を手頃な価格で提供するECサイト」の場合は、「カジュアルでお洒落な印象」といった具合です。

ロゴのコンセプトは、ECサイトのテーマ・商品・ターゲットにマッチするものにしましょう。

そうすることで、統一感が出て、より伝わりやすいデザインになります。

ロゴのデザインを決める

ロゴのコンセプトが決まったら、いよいよデザインを決めていきます。

ロゴのイメージを掴むために、まずは、他社のロゴをたくさん見てみることをおすすめします。

その中で、自社のコンセプトに合ったロゴを見つけていきましょう。

大体のイメージが掴めたら、デザインを細かく決めていきます。

その際、「色」「形」「フォント」などが与えるイメージを知っておくと、より伝わりやすいデザインになることはもちろん、デザインを決める際に迷いにくくなります。

「色」で1つ例を挙げてみたいと思います。

「黒」には「高級・重厚感・都会的」などといったイメージがあります。

先ほどの例で考えてみると、「高級感があり落ち着いた印象」のコンセプトの場合、「黒」を使うとイメージに合っていますね。

要素の組み合わせやバランスに気をつけながら、コンセプトや与えたい印象に合ったデザインを探してみてください。

タイプ別の事例3選

ここからは、タイプ別に成功しているECサイトのロゴを3つ紹介していきます。

売上高や知名度の高いECサイトをピックアップしたので、デザインを決める際の考え方などを参考にしてみてください。

【ロゴタイプ】「ベイクルーズ」

「ベイクルーズ」は、ファッションECサイト「BAYCREW’S STORE」を運営しており、性別関係なく、幅広い年代をターゲットとしたファッションブランドを多数展開しています。

どんなロゴなのか、「BAYCREW’S STORE」サイトのロゴをチェックしてみましょう。

ベイクルーズ

サイトURL:https://baycrews.jp/

こちらのロゴは、「ロゴタイプ」です。

ファッション系のECサイトには、このように、文字のみの「ロゴタイプ」が多いです。

「BAYCREW'S STORE」のロゴは、「シンプル・やさしい・すっきり」といった印象があります。

これは、「ECサイトやブランドのターゲットが、性別や年代関係なく幅広い層であること」や「取り扱う商品がシンプルであること」が関係していると推測できます。

コンセプトに合ったロゴにするために、「BAYCREW'S STORE」のロゴのフォントは、装飾が少なく、文字は細め、かつ文字の間に余白があります。

【シンボルマーク】「Apple」

「Apple」は、ECサイト「Apple Store オンライン」を運営しており、主に「Mac」や「iPhone」などのデジタル家電製品を販売しています。

有名なロゴですが、改めて「Apple Store オンライン」サイトにあるロゴを確認してみましょう。

Apple

サイトURL:https://www.apple.com/jp/

こちらのロゴは、「シンボルマーク」です。

「Apple Store オンライン」のロゴは、シンプルで洗練された印象があります。

また、かじられたリンゴの形も特徴的ですね。

コンセプトに合ったロゴにするために、「Apple Store オンライン」のロゴには、グレーの単色が使用されています。

「グレー」には、「スマート・上品・クール」などのイメージがあります。

また、リンゴの形は、会社名の「Apple」からきており、かじられているのは、りんごが他の果物に見えることを防ぐためです。

「Apple Store オンライン」のロゴは、見る人によって捉え方が変わってしまいがちな「シンボルマーク」の弱点をうまくカバーしています。

【ロゴマーク】「ビックカメラ」

「ビックカメラ」は、ECサイト「ビックカメラ.com」を運営しており、家電を中心に、日用品やスポーツ用品などを販売しています。

それでは、「ビックカメラ.com」サイトのロゴがどんなものなのか見てみましょう。

ビックカメラ

サイトURL:https://www.biccamera.com/bc/main/

こちらのロゴは、「ロゴマーク」です。

「ビックカメラ.com」のロゴは、全体的に統一感があります。

シンボルマークとロゴタイプの色は、「赤」で統一されており、シンボルマークには、会社名の頭文字「B」、ロゴタイプには会社名「ビックカメラ」と記載されています。

フォントは、太めでゴシック体に近いものを使用し、更に色との組み合わせも加わり、目立ちやすく、可読性の高いロゴマークとなっています。

まとめ

今回は、ECサイトで上手くいくロゴを作るポイントと成功しているECサイトのロゴを3つ紹介してきました。

ECサイトのロゴには3つのタイプがあり、それぞれに利点や注意すべき点があります。

他社のロゴを研究したり、簡単なデザインの知識をつけたりすることで、コンセプトに合ったロゴが作れるようになります。

ぜひ、こちらの記事を参考に、ECサイトのロゴ作成に挑戦してみてください。

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