【購入率アップ】ECサイトの画像作成で押さえておくべき6つのポイントとは?
ECサイトに欠かせないのがなんといっても「画像」です。
商品の画像や使用イメージ、雰囲気が伝わる画像は顧客の購買意欲を駆り立て、売上につながる重要なものです。
この記事では、そんな売れるための画像作成のポイントを紹介したいと思います。
ECサイトでの画像作成 6つのポイント
ECサイトで売れるための画像を作るには、なんといっても写真の撮り方が重要です。
ここでは、売れるための写真を撮り方として6つのポイントを挙げたいと思います。
- 1.明るさの調整
- 2.撮影する角度
- 3.背景をないがしろにしない
- 4.商品の使用例を撮影する
- 5.画像の余白に注意する
- 6.手ブレに注意する
1.明るさの調整
写真撮影において、最も大切なのは光です。
見栄えの良い写真ができるかどうかは、この光加減をいかにして調整できるかにかかっています。
そしてECサイトでは、商品をきれいに撮影しないと売れません。
商品を手に取って見られるものではないため、やぼったい感じや暗い感じで撮影されているとどうしても買う意欲はそそられます。
また、撮影後に写真加工で明るさを調整したとしても不自然になったり、画像が荒くなったりするので、撮影時から光加減は調整すべきなのです。
その際に大事になってくるのが照明です。
照明は、自然光と違い自分たちで光の位置を決められ、光加減も調整できます。
こうして光をきちんと当てた写真は見栄えもよく、はっきりと映るため商品意欲が高まります。
2.撮影する角度
商品の角度も重要です。
ECサイトの場合は、正面または上斜めからきちんと撮影するのが良いでしょう。
また、アパレルや雑貨品などは、あらゆる角度からの写真を撮りましょう。
ECサイトでは手に取れないため、いかにいろんな角度から見た写真が掲載されているかが重要です。
特に、アパレルや小物は身に着けるものなので、横も後ろも気になります。
しっかりと映してそれぞれしっかりと掲載しましょう。
3.背景をないがしろにしない
商品の写真の場合、背景は基本何もない白が一番良いです。
商品が一番映えて見えますし、商品だけ集中してもらえます。
なので、白い壁で撮影したり、白のクロスをしたりなど工夫してみましょう。
また、食べ物などは器に載せたり、かごにのせたり入れ物を工夫するとおいしそうに見えてきます。
お酒の場合、後ろに使用している川や滝の様子があると、水の良さが伝わります。
こうした背景をきちんとすることで、商品への購買欲は高まります。
4.商品の使用例を撮影する
商品を使うとどうなるのか、顧客にイメージを伝えるのも写真の大切な要素です。
なので、商品を使用している様子は必ず撮影しましょう。
例えば、アパレルや小物なら実際に人が身に付けたところを撮影し、おもちゃなら実際に子供が遊んでいるシーンを撮影するというのが効果的です。
また、食べ物であれば食卓に並んでいる様子などがベストです。
5.画像の余白に注意する
写真を撮る際は、被写体に視線が行きがちですが、余白も非常に重要です。
ポイントは、被写体の上下左右にある程度の余白を持たせて撮影することです。
また、画像の余白は可能な限り均等にしておくことがポイントです。
余白が均等で被写体を真ん中に配置するという、日の丸構図は比較的安定感があり、商品を引き立てることができます。
被写体が上下左右のどれかに極端にずれている場合、後からトリミングなどをする際にバランスが悪くなってしまい、困ってしまうことがあります。
芸術写真だけでなく、ECサイト用の写真を撮影するため、後から加工がしやすい安定した構図がおすすめとなっています。
手ブレに注意する
手ブレしてしまっている写真は、不鮮明に写ってしまうだけでなく、ECサイトやブランドのイメージを悪くしてしまうことがあります。
手ブレを防ぐ三脚の利用は必須です。
また、商品画像のほかに、商品動画を撮影するというケースも最近は増えています。
動画コマースなどとも呼ばれ、写真よりも多くの情報量を含む動画を用いて、ユーザーの購入を後押しする施策となっています。
動画を撮影する際にはジンバルという道具を活用するというのも効果的です。
ジンバルとは、カメラの角度を平行に固定できるハンドルのようなものとなっており、カメラが傾いたとしても自動で調整してくれる優れものです。
自分での撮影には限界がありますから、ご紹介した道具を撮影道具としてそろえるものよいでしょう。
画像加工におすすめのアプリ
ここからは画像加工におすすめのアプリをご紹介していきます。どれも優れたものですので参考にしてみてください。
GIMP
サイトURL:https://www.gimp.org/
GIMPは、ピクセルアート・アニメーションなどに適したオープンソースのオンライン編集ツールとなっています。
GIMPは、AdobeのPhotoshopの代替品になるフリーソフトといわれています。画像の編集、画像のフォーマット変換など、多様なプロ仕様ツールを使用することができます。
また、趣味で写真を撮っている人やスマートフォンの撮影テクニックを学んでいる人にとっても、GIMPは目を引く画像を作成できるツールです。
独自のフィルターや機能を追加することも可能となっており、細かい部分まで調節をすることができます。
上手く使うことで、ECサイトでの画像作成においても大きな役割を持つことになります。
PhotoDirector
サイトURL:https://jp.cyberlink.com/products/photodirector-photo-editing-software-365/features_ja_JP.html
PhotoDirectorは、フォトグラファー用に特別に設計された写真エンハンスメントプログラムとなっています。
調整機能のフルセットだけではなく、デジタル写真を整理するための効率的で使いやすいワークスペースがあるという点が特徴となっています。
他のアプリよりも写真へのアクセスをしやすくし、納得するまで画像をエクスポート・スライドショー・プリントしたりすることが可能です。
まとめ
今回は、ECサイトの画像作成についてご紹介しました。
画像作成においては、ちょっとしたポイントで、写真の質が変わってしまいます。
紹介したポイントを意識してよい良い写真を作成してみてださい。