ECサイト制作

ダウンロード販売におすすめのECサイト【5選】

更新日: 2022-11-04

ECサイトでのダウンロード販売の方法
ダウンロード販売用のECサイトを選ぶ際のポイント
ダウンロード販売におすすめのECサイト【モール型】
1. note
2. PIXTA
ダウンロード販売におすすめのECサイト【自社型】
デジタルコンテンツ販売の注意点
まとめ

デジタルコンテンツのダウンロード販売をしてみたいけれど、「どのECサイトを選ぶべき？」「そもそもどのようなECサイトがあるの？」などわからない点もあるでしょう。

そこで、この記事ではダウンロード販売におすすめのECサイトを5つ挙げ、それぞれのサイトの特徴や、かかる費用などを詳しく解説していきます。

また、冒頭では、ダウンロード販売の方法やECサイトを選ぶ際のポイントについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ダウンロード販売におすすめのECサイト5選

ECサイトでのダウンロード販売の方法

そもそもダウンロード販売とは、デジタルデータ化された「書籍・画像・ゲーム・音楽」などのコンテンツをインターネット上で販売することを指します。

こうしたダウンロード販売の方法には2通りあります。

1つ目は、デジタルコンテンツを扱うモール型ECサイトを利用する方法です。

例えば、「note」「PIXTA」などのサービスがモール型ECサイトにあたります。

もう1つは、自社ECサイトを開設し、そこでデジタルコンテンツを販売する方法です。

しかし、自分でECサイトをゼロから作るとなると、専門知識や資金が必要になるため、初心者の方にはネットショップ作成サービスの利用をおすすめします。

ネットショップ作成サービスには、例えば「Shopify」「カラーミーショップ」「BASE」などがあります。

ダウンロード販売用のECサイトを選ぶ際のポイント

数あるダウンロード販売が可能なECサイトの中から、より自分に合ったECサイトを選ぶためにはどんなポイントを押さえれば良いのでしょうか。

まずは、「モール型ECサイト」と「自社型ECサイト」どちらの販売方法が自分に合っているか見極めましょう。

それぞれの違いについては、後ほど詳しく説明していきますが、集客力はモール型ECが優れており、手数料は自社型ECサイトの方が安いです。

また、それぞれのサービスを検討する際にも「自分の販売したいコンテンツが販売可能かどうか」「手数料や月額費用」「サイトの使いやすさ・機能性」をよく確認しましょう。

さらに、モール型ECサイトの場合は、「レベル感・価格帯・サイトのテイスト」などにも注目してみてください。

ダウンロード販売におすすめのECサイト【モール型】

ここからは、ダウンロード販売におすすめの「モール型ECサイト」を2つ紹介していきます。

モール型ECサイトは、集客力が高く、自社型ECサイトよりも簡単に販売を開始することができるため、初めてダウンロード販売に挑戦する方におすすめです。

また、手軽さが魅力のモール型ECサイトですが、手数料は高めでブランディングが難しい点には注意しましょう。

なお、モール型ECサイトには、幅広いジャンルのデジタルコンテンツを取り扱うサイトもあれば、1つのジャンルに特化したサイトもあります。

ここでは、2つのECサイトを例に挙げみたいと思います。

note

サイトURL：note 公式サイト

noteは、note株式会社が運営するモール型ECサイトです。

公式サイトによると、月間アクティブユーザー数は6.300万（2020年5月時点）、会員登録数は500万人（2022年4月時点）となっており、非常に人気のあるサービスです。

noteの費用や特徴は以下の通りです。

	内容
商品ジャンル	文章を中心に、音楽・ゲーム・映像など幅広いジャンルに対応
手数料	事務手数料：5%〜15% プラットフォーム利用料：10%（定期購読マガジンは20%）振込手数料：270円
特徴	・SNS感覚で利用できる・人とのつながりを感じられる
こんな方向け	自分の活動を発信することでファンを増やし、利益につなげていきたい方

SNS感覚で集客してダウンロード販売ができるので、気軽に始めることができます。

ただし、手数料は結構高めなので、人の多いところで自分を発信したい場合にはぴったりです。

PIXTA

サイトURL：PIXTA 公式サイト

PIXTAは、ピクスタ株式会社が運営するモール型ECサイトです。

公式サイトによると、素材点数は7.850万点以上、クリエイター数は約39万人となっており、国内最大規模の画像・動画を取り扱うプラットフォームです。

PIXTAの費用や特徴は以下の通りです。

	内容
商品ジャンル	画像や動画
手数料	写真やイラスト：22%〜58% （定額制購入は、0.25クレジット〜0.65クレジット）映像：40%〜50% （DL点数21点/月以上で、7.2クレジット〜9.0クレジット）換金手数料：2クレジット（1クレジット＝110円）
特徴	・初心者から上級者までの作品を取り扱っている・知名度の高いサイトのためユーザー数が多く、利益が出やすい
こんな方向け	上級者はもちろん、画像や動画の制作に慣れていない初心者

手数料は高いですが、画像などは有料でも欲しいという需要がたくさんあります。

クリエイターや趣味で写真やイラストを書いているのならぜひチャレンジしてみましょう。

ダウンロード販売におすすめのECサイト【自社型】

ここからは、ダウンロード販売におすすめの「自社型ECサイト」を3つ紹介していきます。

自社型ECサイトは、サイトの自由度やカスタマイズ性が高いため、ブランディングがしやすいです。また、モール型ECサイトに比べて手数料などが安いため、長期間にわたって事業を拡大していきたい方におすすめです。

様々なメリットがある自社型ECサイトですが、集客は自分で行う必要があることを覚えておきましょう。

Shopify

サイトURL：Shopify 公式サイト

Shopifyは、カナダ発のネットショップ作成サービスです。

公式サイトによると、世界175カ国で数百万のビジネスがShopifyを利用しています。

Shopifyでデジタルコンテンツを販売するには、「Digital Downloads」などデジタルコンテンツ販売用のアプリをインストールする必要があります。

Shopifyの費用や特徴は以下の通りです。

	内容
費用	月額料金：25ドル・69ドル・299ドルカード決済手数料：3.25%〜（プランにより異なる）
特徴	・ビジネス規模に合わせたプラン選択が可能・海外へ向けたビジネスをするための機能が充実している
こんな方向け	グローバルにビジネスを展開していきたい方、将来的にビジネススの規模を大きくしていきたい方

なお、ShopifyでECサイトを作ってみたいけれど、機能が豊富かつ海外発のサービスということもあり、ややハードルを高く感じてしまっている方もいるのではないでしょうか。

そのような方は、ShopifyでのECサイト制作をプロに委託できるサービスもあるため、利用を検討してみると良いでしょう。

カラーミーショップ

サイトURL：カラーミーショップ公式サイト

カラーミーショップは、GMOグループが運営するネットショップ作成サービスです。

公式サイトによると、これまでの利用店舗数は180.000、総流通額は1兆円以上となっています。

カラーミーショップは、商品登録ページで「ダウンロード販売を行う」にチェックを入れてデジタル商品をアップロードすれば簡単に販売が可能です。

カラーミーショップの費用や特徴は以下の通りです。

	内容
費用	月額料金：0円・4.950円・9.595円初期費用：3.300円（有料プランのみ）カード決済手数料：4.0%〜
特徴	・無料で利用できる・たくさんの機能を手頃な価格で利用できる
こんな方向け	コストパフォーマンスを重視する方、ECサイト初心者、小規模なビジネスを計画している方

気軽に自分のデジタルコンテンツをネット販売をしてみたいのなら、月額利用0円から試せますよ。

BASE

サイトURL：BASE 公式サイト

BASEは、BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。

公式サイトによると、「ネットショップ開設実績5年連続No.1」で店舗数は180万店となっています。

BASEでのデジタルコンテンツ販売は、「デジタルコンテンツ販売 App」をダウンロードすることで、商品登録時にデジタルコンテンツの種類が選択できるようになり、販売が可能となります。

BASEの費用や特徴は以下の通りです。

	内容
費用	月額料金：0円・5,980円決済手数料：3.6%+40円・2.9% サービス利用料：3％(無料プランのみ)
特徴	・無料で利用でき、初期費用もかからない・サイトがわかりやすいため操作が直感的にできる
こんな方向け	コストを抑えたい方、ECサイト初心者、小規模なビジネスを計画している方