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お得に使おう!【2022年度】ECサイト制作に使える助成金を紹介

更新日: 2022-10-07
お得に使おう!【2022年度】ECサイト制作に使える助成金を紹介

ECサイトを制作するにあたって、費用を負担してもらえるような助成金があればうれしいですよね。

では、2022年はどんな助成金がECサイト制作に活用できるのでしょうか?

この記事では、そんな2022年にECサイト制作で使える助成金の種類を紹介していきたいと思います。

2022年度ECサイト制作に使える助成金を紹介

助成金とは?補助金との違い

ECサイト制作の助成金を紹介する前に、そもそも助成金とは何か、そして補助金と同じものだと思っている方も多いでしょう。

そこで、まず助成金と補助金の違いを説明しましょう。

助成金とは、一定の要件を満たすと一部のお金を負担してくれる制度で、主に事業や雇用の安定化を助けるためにもらえます。

逆に補助金とは、審査を合格したものに対して一部のお金を負担してくれる制度で、主に事業の成長のための設備投資や販売促進、新商品開発に関わるお金を補助してもらえるものです。

助成金は補助金に比べて要件を満たせば、申請書類も少なく、敷居が低いので受給しやすいのがメリットです。(どちらも審査はあります。)

まとめると以下の通りです。

  • 助成金:受給の敷居が低く、事業や雇用の安定化を助けるためのもの (例:雇用調整助成金、原油価格高騰等対策支援事業)

  • 補助金:受給の敷居が高く、事業の成長のための設備投資や販売促進、新商品開発費用を補助するもの (例:ものづくり補助金、販促支援補助金)

ECサイト制作に使える助成金

ECサイト制作に関わる助成金は、実は2022年10月現在ありません。

しかし、ECサイト制作に使える補助金はあります。

それが、以下の補助金です。

  • IT導入補助金
  • ものづくり補助金
  • 事業再構築補助金


これらの補助金については下記の記事にて詳しく解説していますので、参考にしてください。

関連記事:ECサイト構築に利用できる補助金一覧【2022年】

ECサイト構築に利用できる補助金一覧【2022年】
ECサイト構築に利用できる補助金一覧【2022年】

2022年にECサイト構築に利用できる補助金や、申請方法、補助金額、締切日などを解説します。

IT人材育成には助成金がある

ちなみに、ECサイト制作の費用では助成金はありませんが、IT人材の育成には助成金制度があります。

いくらECサイトを制作しても、運営に携わるスタッフがパソコンやインターネットが苦手であったり操作が思うようにいかなかったりすれば、スムーズな運営ができません。

ですので、既存スタッフのITスキルアップは、EC事業を行う上では非常に重要なことなのです。

また、ある程度のSEO、広告運用スキルやプログラムの知識があれば、業者やコンサルタントと詳しい話ができ、サイトの改良にも役立ちます。

長期的なECサイト運営スタッフの育成を考えるのなら、ぜひとも人材育成の補助金は活用してもらいたいポイントなのです。

IT人材育成に活用できる助成金は主に以下の3つです。

  • 人材開発支援助成金
  • 社内型・民間派遣型スキルアップ助成金
  • オンラインスキルアップ助成金


一つずつ見ていきましょう。

人材開発支援助成金

人材開発支援助成金

参考URL:人材開発支援助成金(厚生労働省)

人材開発支援助成金は厚生労働省が行っている助成金事業で、スタッフの各種研修への参加費用や賃金負担を助成してもらえる制度です。

主に4つのコースに分けられています。

  • 人への投資促進コース:雇用保険被保険者を対象とした定額制サービスによる訓練など
  • 特定訓練コース:正規雇用労働者を対象とした生産性向上に資する訓練
  • 一般訓練コース:正規雇用労働者を対象とした訓練
  • 特別育成訓練コース:非正規雇用労働者を対象とした訓練


特に厚生労働省は現在デジタル人材育成に力を入れており、パソコンスキルだけでなくプログラミングの習得やデジタル関係の資格取得などの訓練費用も助成されます。

助成金額は細かく分かれていますので、詳しくは厚生労働省のホームページをご確認ください。

社内型・民間派遣型スキルアップ助成金

社内型・民間派遣型スキルアップ助成金

参考URL:社内型・民間派遣型スキルアップ助成金(東京都 TOKYOはたらくネット)

社内型・民間派遣型スキルアップ助成金は東京都が実施している助成金制度で、都内で一定の要件を満たす中小企業のスタッフのスキルアップに関する訓練費用を助成してくれる制度です。

社内型は、会社内で作った研修プログラムに対して助成され、民間派遣型は外部の研修会社や講師などを招いて行う研修や講習に関わる費用が助成されます。

ITの集合研修をするには、ぴったりな助成金です。

助成金額は以下のようになっています。

  • 助成対象受講者数×訓練時間数×730円
  • 受講料等の2分の1又は2万円のいずれか低い額(受講者1人1コースあたり)


※助成限度額は、社内型・民間派遣型の助成費用が100万まで

オンラインスキルアップ助成金

オンラインスキルアップ助成金

参考URL:オンラインスキルアップ助成金(東京都 TOKYOはたらくネット)

オンラインスキルアップ助成金は、東京都が実施している助成金で、中小企業社員のeラーニング受講料などを助成してくれる制度です。

助成金額は小規模企業者で対象金額の3分の2(上限27万)、それ以外の中小企業は2分の1(上限20万)となっています。

ITに関わるeラーニングの実施を考えているのなら、ぜひ活用すると良いでしょう。

まとめ

助成金と補助金の基本的な違いや、ECサイト制作に使える補助金、IT人材育成に活用できる助成金を紹介してきました。

ECサイトなどIT事業が今後の中小企業には欠かせない領域になりました。

補助金や助成金を積極的に活用して、新しい事業転換を図っていきましょう。

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