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D2Cの集客にはインスタが効果的 メリットや成功事例を解説

更新日: 2023-09-12
D2Cの集客にはインスタが効果的

「D2Cにはインスタ運用が良いと聞くけど、どんなメリットがあるのか」と疑問を持ってはいませんか。

D2CにはInstagram(インスタグラム:以下インスタ)を運用するメリットが多くあります。

インスタを効果的に運用することで、集客やCVを伸ばすことができるでしょう。

この記事では、D2Cブランドがインスタを運用する時のメリットやポイント、成功事例などを解説していきます。

最後まで読んで、ぜひあなたのインスタ運用の参考にしてください。

D2Cの集客にはインスタが効果的 メリットや成功事例を解説

D2Cのインスタ運用とは?

D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、商品の生産者がECサイトを通じて直接消費者に販売するビジネスモデルです。

そして、ECサイトへの流入を増やしたり自社商品の紹介をしたりするのに役立つのが、SNSです。

さらに、SNSの中でもインスタの運用は集客の効果が高いと言われています。

インスタ運用のメリット4選

D2Cのインスタ運用のメリットは下記の4点です。

  • 新規顧客の集客がしやすい
  • ユーザーの購買意欲が高い
  • 視覚的で詳細なアピールがしやすい
  • 低コストから広告運用ができる

新規顧客の集客がしやすい

インスタは、Twitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)などと比べ新規顧客の集客がしやすいSNSです。

なぜなら、インスタのハッシュタグ機能は自分の好きなものを見つけるために使われることが多いからです。

ハッシュタグを通じて他のユーザーと共感し、繋がりを持つ手段として利用しているユーザーが多くいます。

好きなものと関係した商品であればハッシュタグから発見され、新たな顧客になってくれる可能性が高いです。

さらにインスタには、顧客とのコミュニケーションをとれる機能が多く備わっています。

そしてこの機能のほとんどは無料で利用できるため、コストをかけずに集客ができるというメリットもあります。

ユーザーの購買意欲が高い

インスタのユーザーは、企業アカウントを商品の情報やセールの情報を得るためにフォローしています。

2020年にアライドアーキテクツ株式会社が発表した調査では、「Instagramの企業アカウントをフォローしている目的は?」という問いに対し、「お得なクーポンやキャンペーン・セール情報を取得するため」という答えが87.8%、「新商品の情報を取得するため」という答えが70.2%となっています。

つまり、インスタのユーザーの多くは購買意欲が高い人物で、商品の情報を得るために企業アカウントをフォローしているのです。

視覚的で詳細なアピールがしやすい

インスタは画像や動画をメインコンテンツとしています。

商品の詳細や生産者のこだわりなど、文章では伝わりづらい部分を視覚的にアピールすることでユーザーの共感を得られるでしょう。

さらに、視覚的なアピールでブランドの世界観を伝えやすいため、世界観に愛着を持ったユーザーがファンになってくれる可能性も高いです。

低コストから広告運用ができる

インスタの広告運用は最低100円から始められます。

インスタの広告は精度の高いターゲティングが可能で、ユーザーの興味関心に合わせた訴求ができます。

さらに、フィード広告やストーリーズ広告など、広告の種類が多いのも特徴です。

商品やブランドによってアプローチの方法を変えられるのも大きなメリットでしょう。

インスタの広告運用の費用については下記の記事で詳しく解説しています。

インスタ運用の注意点

D2Cのインスタ運用にはメリットが多くあリますが、注意点もあります。 インスタ運用の注意点は下記の2点です。

  • 効果的な運用には数値の理解が必須
  • 短期間で結果は出ない

効果的な運用には数値の理解が必須

インスタは手軽に投稿ができますが、ただ投稿しているだけでは集客につながりません。

効果的な運用には、投稿のリーチ数やリンククリック率、ECサイトへの流入率など数値の理解が必要不可欠です。

それぞれの数値に目標を決め、運用のPDCAを回すことで売上につながるインスタ運用となるでしょう。

短期間で結果は出ない

インスタの運用を始めたばかりの頃は、フォロワー数も少なく結果にもつながりにくいでしょう。

しかし、毎日の地道な投稿や投稿内容の改善を繰り返し、徐々にフォロワー数を増やしていくことで少しずつ結果が出るようになります。

インスタの運用は、ある程度長い目でみる必要があります。

インスタ運用のポイント3選

インスタ運用のポイントはとても多いため、特に重要な3点に絞りました。

まずは以下の3点を意識して運用をしていきましょう。

  • 定期的に投稿をする
  • 統一感があり、共感を呼ぶ投稿をする
  • オンラインで購入まで完結する導線を作る

定期的に投稿をする

インスタ運用で重要なのは、定期的な投稿を続けることです。

定期的に投稿をするとユーザーの目にも留まりやすくなり、徐々に注目を集められるでしょう。

2日に1投稿、1週間に3投稿など、目標を定めて無理のない範囲で投稿を続けましょう。

また、定期的な投稿には社内の体制を整えることも重要です。

インスタ運用に担当者をつけられない場合は代行業者に委託するという選択肢もあります。

統一感があり、共感を呼ぶ投稿をする

1つ1つの投稿に統一感を持たせることで、自社のブランドの世界観を伝えられます。

投稿のデザインのテーマを揃えると統一感が出るのでおすすめです。

さらに重要なのは、ユーザーの共感を得られる投稿をすることです。

宣伝や広告感の強い投稿ではなく、ユーザーのライフスタイルに寄り添う投稿をすることで共感を呼び、ファンになってくれるでしょう。

オンラインで購入まで完結する導線を作る

インスタからECサイトへの導線は確実に用意しておきましょう。

インスタの中で注目を集めても、購入につながらなければ意味がありません。

インスタの投稿にはURLが貼れないため、プロフィール欄にECサイトのリンクを貼っておきましょう。

ストーリーズにURLを貼っておき、ハイライトにまとめておくのもおすすめです。

インスタ運用の成功事例3選

ここからは、D2Cのインスタ運用の成功事例を紹介していきます。今回紹介するのは下記の3つです。

  • FUJIMI
  • ふつうのショップ
  • 北欧、暮らしの道具店

FUJIMI

FUJIMI

サイトURL:FUJIMI (Instagramページ)

「FUJIMI(フジミ)」は、化粧品の製造・販売を行っているポーラ・オルビスグループの一ブランドです。

インスタの投稿はシンプルかつ白を基調としたカラーでまとめられています。

また、定期的によくある質問に回答する投稿をしており、ユーザーへ寄り添う姿勢がファン作りに繋がっています。

ふつうのショップ

ふつうのショップ

サイトURL:ふつうのショップ(Instagramページ)

「ふつうのショップ」は株式会社Studio betaが運営する調味料ショップです。

ふつうのマヨネーズやふつうの胡椒など、名前も見た目もシンプルなアイテムを販売しています。

インスタのアカウントもシンプルな世界観を表していて、ユーザーの日常に溶け込むデザインとなっています。

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店

サイトURL:北欧、暮らしの道具店(Instagramページ)

「北欧、暮らしの道具店」は日用品やインテリアグッズなどを扱うショップです。

インスタのフォロワーは129万人(2023年9月現在)と、とても人気を集めているアカウントです。

上品なイメージを伝えるのはもちろん、ECサイトにインスタで紹介されたアイテムのまとめページがあるなど、ユーザーの使いやすさが細かく考えられています。

また、インスタ投稿の世界観も独特な雰囲気を持っています。

商品自体を大きくアピールするのではなく、アイテムを取り入れた生活を切り取った場面を投稿し、ユーザーの共感を呼んでいます。

まさにユーザーに寄り添ったインスタ運用の形と言えるでしょう。

まとめ

この記事では、D2Cのインスタ運用について、運用のメリットやポイント、成功事例を紹介しました。

要点をまとめると以下の通りです。

  • D2Cのインスタ運用は集客に効果的
  • 短期間で結果は出にくいので、定期的に投稿を続ける
  • インスタ運用を成功させているD2C企業は世界観をうまく伝えている

D2C企業のインスタ運用はポイントを抑えて地道に運用していくのが重要です。

この記事を参考に、あなたのブランドを成功に導きましょう。

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