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Shopifyを導入しているワインショップの事例や成功のポイント

更新日: 2022-06-03
Shopifyを導入しているワインショップの事例や成功のポイント

Shopifyでは様々なショップを開くことができるので、ワインショップを開いて成功している店舗もあります。

これから自分もShopifyでワインショップを開こうと思った時、様々な注意点があるので注意しましょう。

ワインはお酒なので、通信販売酒類小売業免許を取得しなければなりません。

また、Shopifyでワインショップを成功させるには、既存のサイトの成功事例を知ることがとても大切です。

それでは、Shopifyでワインを販売する時の注意点や成功したショップのポイントについてご説明しましょう。

Shopifyを導入しているワインショップの事例や成功のポイント

Shopifyでワインを販売する時の注意点とは?

Shopifyでワインを販売する時の注意点は、以下の通りです。

  • 通信販売酒類小売業免許を取得しなければならない
  • 通信販売酒類小売業免許を取得しても販売できるお酒は限られている
  • 表示基準を遵守する



Shopifyでワインを販売したいのであれば、以上の注意点について理解する必要性があります。

それでは、Shopifyでワインを販売する時の注意点についてご説明しましょう。

通信販売酒類小売業免許を取得しなければならない

まず、Shopifyでワインを販売する際に、通信販売酒類小売業免許を税務署で申請して取得しなければなりません。

これは既に実店舗を経営していて一般酒類小売業免許を持っている人でも、改めて通信販売酒類小売業免許を取得することになります。

そもそも通信販売酒類小売業免許とは、2都道府県以上を対象にインターネットやカタログなどを通じてお酒を販売するための免許であり、以下のような制限がかかります。

  • お酒の店頭販売ができない
  • 1都道府県のみを対象にお酒を販売することはできない
  • 他の酒類販売業者に販売することはできない
  • 販売できるお酒が限られている



そして、もしも通信販売酒類小売業免許を取得せずにネットショップでお酒を販売した場合、1年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されます。

なお、通信販売酒類小売業免許を取得する際の流れは、以下の通りです。

  • 1.販売する酒類を決める・蔵元探し
  • 2.必要書類の準備
  • 3.所轄の税務署かオンラインで申請する
  • 4.審査・結果の通知
  • 5.免許登録(費用の納付)



くれぐれも無免許で販売しないように、必ず免許を取得してから販売しましょう。

通信販売酒類小売業免許を取得しても販売できるお酒は限られている

次に気を付けておきたいのが、通信販売酒類小売業免許を取得したとしても販売できるお酒が限られていることです。

輸入ワインであれば制限はありませんが、国産のワインを販売する場合、課税移出数量が3,000キロリットル未満の国産酒造メーカーが製造、販売する酒類でなければなりません。

つまり、国産のワインを販売する場合は小規模の酒造メーカーのものでなければ販売できません。

ワインを販売する時は、必然的に制限された酒造から選ぶことになります。

表示基準を遵守する

ワインはお酒なので当たり前ですが、未成年の飲酒防止のために表示基準を遵守することが大切です。

表示基準を遵守すると聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際はトップページの目立つ部分や申し込み画面、契約書等に「未成年の飲酒は法律で禁止されています」「未成年者に酒類は販売していません」とハッキリ明記しましょう。

もしもこの表示基準を遵守しなかった場合、罰金はもちろん最悪免許が取り消される可能性があるので注意が必要です。

Shopifyでワインを販売しているサイトが成功したポイントとは?

Shopifyでワインを販売して成功しているサイトは、以下の通りです。

  • 川越角屋酒店
  • KURAND



そのサイト独自の取り組みによって成功しているため、これからネット上でワインを販売するのであれば、成功事例をチェックするのがおすすめです。

それでは、Shopifyでワインを販売しているサイトの成功事例についてご説明しましょう。

川越角屋酒店

川越角屋酒店

サイトURL:https://kawagoekadoya.shop/

川越角屋酒店は創業40年以上の老舗酒屋が運営しているワインショップです。

老舗酒屋がShopifyでワインを販売しているというだけでも十分なネームバリューがありますが、成功した理由の一つとして他のサイトにはないサービス提供が大きなポイントになっています。

そのサービスとは、アンケートに回答することで在籍しているワインソムリエが、アンケート内容を踏まえてユーザーのためにワインをセレクトしてくれるというものです。

老舗酒屋ならではの魅力的なサービスであり、他のサイトでは利用できないようなサービスだと言えるでしょう。

基本的にお酒全般を取り扱っているため、豊富な種類の中からどんなお酒を選んでくれるのかという楽しみがあります。

たまには自分でお酒を選んで購入するのではなく、ソムリエが選んだワインを嗜むのも良いでしょう。

KURAND

KURAND

サイトURL:https://kurand.jp/

KURANDは日本酒や果実酒、焼酎、ビールなどの様々な種類のお酒を幅広く取り扱っているショップです。

豊富な品ぞろえや生産者と作ったオリジナル商品があることはもちろんのこと、多彩なサービスを提供しているのが成功したポイントの一つとなっています。

様々な種類のお酒の中からランダムでお酒が選ばれる3連酒ガチャ、5連酒ガチャといったユニークなサービスもあります。

特に利便性が高いのは、チャットシステムがあることです。

KURANDのチャットシステムは、どんなお酒を選べばいいのか悩んでいるユーザーに対して、相談を受けた店舗担当者がアドバイスしてくれます。

これなら、初心者でもおすすめのお酒が分かるため、購入する際に迷うことが少なくなるでしょう。

まとめ

Shopifyでワインの販売を検討しているのであれば、先に通信販売酒類小売業免許を取得することが重要です。

この免許がなければShopifyでワインを販売することができないので、まずは税務署で申請するか、オンラインで申請しましょう。

他にも販売できるお酒に制限が合ったり、表示基準を遵守したりするなどの注意点もあります。

ただ、Shopifyでワインショップを開いて成功させるためには、他のショップがいかにして成功したのか、そのポイントを知ることも大切です。

入念な市場調査を行って、万全の態勢で臨みましょう。

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