ECサイト構築ならどちらを選ぶべき？ShopifyとShoplineを徹底比較

ECサイトのプラットフォームとして広く利用されているShopifyとShopline。

どちらを利用すべきか迷っている方も多いかもしれません。

そこで、こちらでは両プラットフォームの特徴やコストなどを比較してみました。

ShopifyとShoplineで悩んでいる方は参考にしてみてください。

Shopifyとは？

サイトURL：Shopify 公式サイト

Shopifyは、世界175ヶ国以上で利用されている人気のECプラットフォームです。

ECサイトに適した様々なテンプレートが用意されており、専門知識がなくてもECサイトを立ち上げられるメリットがあります。

また、デザインのカスタマイズや、多言語対応、配送や在庫管理ができるなど多機能で、日本語対応の拡張アプリも利用できます。

Shoplineとは？

サイトURL：Shopline 公式サイト

Shoplineは、ECサイトを構築するためのプラットフォームで、Shopifyと同様に多様なテンプレートを提供しています。

Shoplineは世界中で利用されているプラットフォームで、その数は50万ブランド以上となっています。

機能面の比較

テンプレート

ShopifyとShoplineでのテンプレートを比較してみましょう。

Shopifyは多様なテンプレートを提供しておりECサイトのカスタマイズ性に優れている一方、Shoplineはテンプレートの数は少ないものの、あらゆるECサイトを想定した豊富なパターンを用意しており、ユーザーエクスペリエンスの向上や運用後の分析に適したものが数多くあります。

このようにShopifyとShoplineともにそれぞれ独自の強みを持っているため、ECサイトを構築する際のニーズや優先したいことが決め手となるでしょう。

コストとサポート対応の比較

ShopifyとShoplineのコスト面とサポート面を比較すると、以下のような違いがあります。

コスト面

ShopifyとShoplineのどちらも基本プランでECサイトを立ち上げることができます。

Shopifyの基本プランは月額33ドル、Shoplineは月額29ドルとなっています。

また、Shopifyは基本プラン以外にも多くのオプションがあり、機能性やECサイトの規模に応じた選択肢が用意されています。

一方、Shoplineには、月払い、年払いの2つの料金プランがあります。

月払いのプランでは、Shopline管理者にアクセスできるスタッフアカウントが5個持てる「スタータープラン」が月額29ドル、10個持てる「エッセンシャルプラン」が69ドル、100個持てる＋フル機能が利用できる「プレミアムプラン」が月額259ドルで提供されています。

年払いのプランでは、「エッセンシャルプラン」が690ドル、「スタンダードプラン」が1,490ドル、多機能な「プレミアムプラン」が2,590ドルで提供されています。

年払いのプランの場合、1年間の利用料金を一括で支払うことで、月払いのプランよりも割引が受けられます。

コスト面で両者を比較をする際には、自社のニーズに合わせて機能性やサイトの規模感、日本向けのECサイトに適した支払いオプションや日本語対応アプリがどれだけ必要かを考慮すると良いかもしれません。

サポート対応

ShopifyとShoplineのサポート対応についてですが、Shopifyは24時間365日のサポートを提供しており、専用のチャットや電話サポート、メールサポートも利用できます。

また、Shopifyは日本で構築支援をしている業者が多数いるので、安心です。

一方で、Shoplineは24時間365日のサポートはありませんが、ライブチャットもしくはEメール、質問フォームからの問い合わせが可能です。

リアルタイムでの対応期間は平日10時から22時、週末は10時から19時までとなっています。

セキュリティ面の比較

セキュリティについてはShopifyとShoplineの両方とも高い水準です。

特にShopifyはPCI DSSに準拠しており、クレジットカード情報の保護に重点を置いています。

また、SSL暗号化を使用して、データ転送のセキュリティを保護しています。

一方、Shoplineは日本のEC市場向けに開発されており、日本のセキュリティ基準に合わせて設計されています。

SSL暗号化を使用して、データ転送を保護する点はShopifyと変わりありません。

ShopifyとShoplineどちらを選択しても安心してECサイトを構築することができます。

拡張性の比較

拡張性に関してはShopifyに軍配が上がります。

Shopifyは多くのアプリとAPIを提供しており、多様な拡張性を持っています。

ShopifyのアプリストアにはECサイトを構築するために必要な多くのアプリがあり、ECサイトに必要な機能を追加することができます。

加えてShopifyのAPIは高度なカスタマイズやサードパーティーシステムとの統合、包括的なデータと分析にアクセスできる点も、高度なECサイトの運用に有利です。

一方、ShoplineはAPIを提供しているもののその範囲は限定的です。

ShoplineのAPIを利用して、注文の管理、在庫の追跡、支払いの処理をより効率的かつ効果的に行うことができますが、それ以上の拡張性は期待できません。

Shopifyは高度な機能とカスタマイズが必要なECサイトに、Shoplineはより効率的な方法でオンラインストアを管理することを目的とする企業にとって適しています。

モバイル対応の比較

ShopifyとShoplineともにモバイルフレンドリーなプラットフォームと言えます。

ShopifyはiOSおよびAndroidデバイスで利用できるアプリを提供しており、ECサイトオーナーはモバイルアプリを使用して、注文処理や注文履歴の確認、在庫管理、顧客サポートなどを行うことができます。

Shopifyは、ECサイトオーナーが外出中でもスマートフォンでECサイトを管理できるので、非常に便利です。

まとめ

ここまでShopifyとShoplineについて、5つの項目で比較を行ってきました。

どちらのプラットフォームも充実した機能が備わっています。

しかし、Shopifyの方が日本で構築支援をしている業者も多いので、おすすめです。

ぜひ、ShopifyでECサイトを構築してみましょう。