ECサイト構築ならどちらを選ぶべき?ShopifyとBigCommerceを徹底比較

現在多くのストアで利用されている、ECサイト作成のプラットフォームであるShopifyとBigCommerce。
それぞれのサービス内容が異なるため、これからECサイトを立ち上げる際、どちらを利用すべきか迷っている方も多いかもしれません。
そこで、この記事では両方のプラットフォームの特徴やコストなどを比較してみました。
ツール選択の参考にしてみてください。
Shopifyとは?
サイトURL:Shopify 公式サイト
Shopifyは、ECサイトを構築するための豊富なテンプレートを有する、カスタマイズ性に優れたプラットフォームです。
専門知識がなくてもECサイトを立ち上げられるメリットがあります。配送や在庫管理の効率化に優れており、日本語対応アプリも利用できます。
BigCommerceとは?
サイトURL:BigCommerce 公式サイト
BigCommerceは、ECサイト作成プラットフォームの1つであり、Shopifyと同様に多数のテンプレートを提供しています。
また、Amazon、eBay、Facebook、Googleなどのプラットフォームとの統合が容易な反面、日本語対応していない点がデメリットとしてあります。
ShopifyとBigCommerceを徹底比較
それでは、ShopifyとBigCommerceにはどんな特徴があるのか、それぞれ比較してみましょう。
テンプレート
ShopifyとBigCommerceは、ECサイトを構築するためのテンプレートを提供しています。
テンプレートは、デザインやレイアウト、機能、SEOなど、ECサイトを構築する上で必要な機能が備わっており、これをカスタマイズすることでオリジナルのECサイトが構築できます。
Shopifyは、140種類以上のテンプレートを提供しています。
サイトURL:Shopify テーマストア
無料のテンプレートが10種類以上、有料のテンプレートが130種類以上あります。
無料のテンプレートは、比較的シンプルなデザインが多く、有料のテンプレートは、より高度な機能やデザインが備わっており、価格は$180から$380くらいです。
また、有料のテンプレートは、デモサイトが用意されているものが多く、購入前に実際に使用感を確認することができます。
一方、BigCommerceは260種類以上のテンプレートを提供しています。
サイトURL:BigCommerce テーマストア
無料のテンプレートが15種類以上、有料のテンプレートが250種類以上で価格は$150から$400です。
テンプレートの種類だけで見れば、BigCommerceの方が選べる数は豊富です。
API
ShopifyとBigCommerceの両方がWebhookをサポートし、アプリケーションとの接続をスムーズにしてくれます。
Webhookはリアルタイムでデータの更新を受け取り、処理するためのもので、在庫数や、注文ステータスなどの重要なデータポイントを常に最新に保つ必要があるアプリケーションにとっても欠かせない機能です。
また、どちらのプラットフォームも、Webhookを提供するだけでなく、カスタムインテグレーションやアプリケーションを開発するためのSDK、REST API、GraphQL APIといったさまざまなAPIやツールを提供しています。
これらを使用して、ECプラットフォームからデータにアクセスし、カスタムアプリケーションを構築することができます。
CDN
ShopifyとBigCommerceの両方が、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)をサポートしています。
CDNは、世界中に配置された複数のサーバーによって、静的ファイルや画像を高速に配信するための技術です。
Shopifyは、Fastly CDNを使用しており、BigCommerceは、Akamai CDNを使用しています。
双方のCDNは高速で信頼性が高く、セキュリティが確保されており、どちらのプラットフォームでも、ECサイトの高速化とパフォーマンスの向上を実現することができます。
費用
ShopifyとBigCommerceは、どちらもプランに応じた月額費用やクレジットカード決済手数料があります。
ShopifyはShopifyペイメントを利用した決済、BigCommerceはPayPalを利用したクレジットカード等の決済に対して決済手数料がかかります。
Shopify | BigCommerce | |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額費用 | ベーシックプラン:33ドル(4,653円) スタンダードプラン:92ドル(12,972円) プレミアムプラン:399ドル(56,259円) |
スタンダード:29ドル(4,089円) プラス:79ドル(11,139円) プロ:299ドル(42,159円) |
決済手数料 | 3.25%~3.4% (プランやクレジットカードにより異なります) |
2.2%~2.5% (プランによって異なります。) |
※1ドル=141円換算です。
こうして比べてみると、月額費用、決済手数料ともBigCommerceの方が安いです。
サポート対応
ShopifyとBigCommerceの両方が、24時間365日の電話サポート、ライブチャットサポート、メールサポートなどを提供しています。
さらに、BigCommerceの方は、プレミアムサポートプランを提供しており、専用のカスタマーサクセスマネージャーが付属しています。
また、BigCommerceは、APIエラーのトラブルシューティング、カスタム開発のサポート、マーケティング支援など、さまざまな追加サポートを提供しています。
ただし、BigCommerceは日本語未対応のサポートで、支援サービスを提供している業者も国内に少ないです。
セキュリティ
セキュリティ面ですが、ShopifyとBigCommerceの両方が高いセキュリティ水準を維持しています。
ShopifyはPCI DSSレベル1に準拠し、SSL暗号化、DDoS攻撃防止、ファイアウォールなどのセキュリティ機能を備えています。
さらに、Shopifyの最上位プラン「Shopify Plus」では、専用のセキュリティチームによる24時間365日の監視が提供されています。
一方、BigCommerceは、PCI DSSレベル1に準拠しているだけでなく、ISO/IEC 27001、SOC 1、SOC 2、SOC 3の認証も取得しています。
さらに、BigCommerceは、DDoS攻撃防止、ファイアウォール、SSL暗号化などのセキュリティ機能を提供しています。
また、BigCommerceは、セキュリティに関する問題に対処するための24時間365日のサポートを提供しています。
両プラットフォームは、優れたセキュリティ機能を提供していますが、BigCommerceはより多くのセキュリティ認証を取得しています。
拡張性
ShopifyとBigCommerceの両方が、独自のアプリストアやマーケットプレイスを提供しています。
Shopifyのアプリストアには、ECサイトの機能拡張やマーケティングツール、在庫管理、配送、会計、カスタマーサポートなどのアプリが8,000種類以上あります。
サイトURL:Shopify アプリストア
Shopifyのアプリは、ShopifyのAPIやWebhookを使用して、ECサイトの機能をカスタマイズすることができます。
一方、BigCommerceは、1,000種類以上のアプリやアドオンを提供しており、Amazon、eBay、Facebook、Googleなどのプラットフォームとの統合も容易です。
サイトURL:BigCommerce アプリストア
またBigCommerceは、APIやWebhookを使用して、ECサイトの機能の拡張も可能です。
BigCommerceのアプリは、カスタム開発やAPIエラーのトラブルシューティングなど、さまざまな目的に使用できます。
総合的に見ると、Shopifyは、ECサイトのカスタマイズ性に優れており、アプリストアで多数のアプリを提供している一方、BigCommerceは、多数のアプリやアドオンを提供し、各プラットフォームとの統合が容易な点が優れています。
モバイル対応
両プラットフォームともモバイル対応に優れていますが、Shopifyのモバイルアプリは、モバイルでの管理をより柔軟に行えるため、注文処理や在庫管理が行いやすくなります。
特に、移動の多い小規模ビジネスオーナーにとっては便利です。
まとめ
ここまでShopifyとBigCommerceについて、比較を行ってきました。
BigCommerceは、テンプレート数が多く、費用も安いですが、日本語未対応でBigCommerceを支援する業者が少ない点がネックになっています。
逆にShopifyは、同程度の機能が充実していて、日本語にも対応しており、支援業者も多いため非常におすすめです。
この記事を参考に、ぜひShopifyでECサイト構築を始めてみましょう。