Shopify ECサイト制作のFASTMAKE

Shopifyでサブスクを導入する方法|おすすめアプリや企業事例をご紹介

更新日: 2023-03-29
Shopifyでサブスクを導入する方法|おすすめアプリや企業事例をご紹介

サブスク(サブスクリプション)は、既存のShopifyサイトに導入することで、定期購入による安定的な収益を得られるなどのメリットがあり、非常におすすめです。

しかし、Shopifyでサブスクを活用するにはどうしたらよいのか、どうやって始めればいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では、Shopifyでサブスクリプションを導入する方法やおすすめアプリなどを徹底解説します。

実際にShopifyでサブスクを導入している企業事例もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

Shopifyでサブスクを導入する方法 おすすめアプリや企業事例をご紹介

サブスクとは

サブスクとはサブスクリプションの略語で、定期的に商品やサービスを提供し、利用者から一定期間ごとに定額料金を受け取るビジネスモデルのことです。

近年では動画配信サービスや音楽配信サービスが有名で、様々な商品やサービスにも活用されています。

Shopifyではただ商品を売るだけでなく、サブスクを取り入れることによって商品のリピート率を高めるなどの効果が期待できます。

Shopifyでサブスクを導入するメリット

Shopifyでサブスクを導入するメリットは以下の通りです。

  • 定期的で安定的な収益が得られる
  • 顧客との関係性が深まる

定期的で安定的な収益が得られる

Shopifyでサブスクを活用する大きなメリットの一つは、「安定的な売上に繋がる」という点です。

継続して売上が見込めるため、ECサイト運営の安定化につながります。

顧客との関係性が深まる

サブスクを導入することで、顧客とサイトの関係性が深くなります。

関係性が深まれば、ファンも増え、新しい商品の情報を提供する際に購入してもらいやすくなります。

Shopifyでサブスクを導入する方法

続いて、Shopifyでサブスクを導入する方法について解説します。

サブスクを利用するにはアプリのインストール・設定が必要ですので、細かな設定方法やおすすめのサブスク系アプリをご紹介していきます。

Shopifyでのサブスクの設定方法

Shopifyでのサブスクの設定方法は以下の手順となります。

  • 1.Shopifyアプリストアを開く
  • 2.サブスク系アプリを選んでインストールする
  • 3.アプリの設定画面でサブスクの設定を行う
  • 4.プランを作成する
  • 5.プランの説明文や画像を作成する
  • 6.トリガーを設定する
  • 7.ECサイトに公開

プランを作成する際は、サブスクプランの名前、価格、定期的なお届け周期、配送日、決済方法などを設定します。

トリガー設定は、お客様がサブスクを購入した時に自動送信されるメールのことを指します。

Shopifyでのサブスク系アプリおすすめ2選

Shopifyでサブスクを活用するなら以下の2つのアプリがおすすめです。

  • ReCharge Subscriptions(リチャージ サブスクリプションズ)
  • Bold Subscriptions(ボールドサブスクリプションズ)

それぞれのアプリの特徴や魅力などを見ていきましょう。

定期購買

定期購買

URL:定期購買

「定期購買」は、日本語で表記されており、細かな設定もできる人気のサブスクリプションアプリです。

初回割引設定や回数割引、顧客が商品の上限数の中で好きなものを選択できる「BOX販売」などユーザーの購入意欲を高める設定が特徴です。

ReCharge Subscriptions(リチャージ サブスクリプションズ)

ReCharge

URL:ReCharge Subscriptions

「ReCharge」は、レビュー評価の高いサブスクリプションアプリです。

定期的な収益の管理や購入履歴の管理、配送スケジュールの設定、製品の追加など、ECショップを運営する上で必要な機能を持ち合わせています。

Bold Subscriptions(ボールド サブスクリプションズ)

Bold Subscriptions

URL:Bold Subscriptions

「Bold Subscriptions」は、柔軟な課金スケジュールを設定できることが特徴の一つです。

商品の数量やグレードなどに合わせて様々な料金システムを作成できるので、セット販売を行う際におすすめです。

その他にもカスタムテンプレートやアカウント管理など機能が充実しています。

Shopifyでサブスクを取り入れているECショップ事例

すでにShopifyでサブスクを取り入れ、一定の収益を上げているECショップはたくさんあります。

ここからは実際にShopifyでサブスクを取り入れているECショップのいくつかの事例をご紹介します。

Birchbox(バーチボックス)

Birchbox

サイトURL:Birchbox

「Birchbox」は主に美容製品を展開しているECショップです。

サブスクアプリはReChargeを利用しており、ユーザー側でサブスクプランをカスタマイズできたり、配送日程を調整したりできる機能があります。

顧客目線の柔軟なシステムが功を奏し、サブスクによる収益の増加に成功しています。

Dollar Shave Club(ダラーシェーブクラ)

Dollar Shave Club

サイトURL:Dollar Shave Club

「Dollar Shave Club」は、男性向けの剃刀やグルーミング製品を販売するECショップです。

定期購入の機能を充実させ、大手企業に買収されるほどの成長を遂げて着実に成功しています。

ユーモアあふれるプロモーションビデオが特徴的で、リピート率が非常に高いと評判です。

Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)

Blue Bottle Coffee

サイトURL:Blue Bottle Coffee

カリフォルニアを拠点とした「Blue Bottle Coffee」は、世界中にファンを持つ高級コーヒーショップです。

Shopifyを利用してコーヒーのサブスクを展開しており、コーヒー豆やコーヒーアクセサリーなどを定期的に購入することができます。

新鮮なコーヒーを定期的に届くことが顧客に喜ばれ、顧客のリピート率が大幅に上がっています。

実店舗での売り上げも爆発的なものを誇っていますが、Shopifyでサブスクを活用することによって、一層安定的な収益が見込めることでしょう。

Shopifyでサブスクを導入する上での注意点やデメリット

Shopifyでサブスクを導入する上で、注意点やデメリットを以下にまとめました。

魅力やメリットの大きいサブスクですが、その反面、負担に感じてしまったりする部分があります。

それぞれの注意点・デメリットに対して適切に対応することで解決できる内容ですので、導入前にしっかり把握しておきましょう。

英語表記のものが多い

Shopifyで利用できるサブスクアプリはすべて海外製ですので、英語表記に不慣れな場合は難しいと感じるかもしれません。

機能自体は魅力的なものが多いのですが、説明書きなどが英語表記ですので、翻訳アプリを使って使いこなす必要があります。

商品ラインナップに制限がある

Shopifyでのサブスクでは、定期的に配送できる商品のラインナップに上限数があります。

そのため、商品のバリエーションが多いECショップの場合は、厳選してサブスクに選ぶ必要があります。

中には定期購入に適さない商品などもありますので、導入を機に商品を見直す必要があるでしょう。

配送管理が複雑

多くの顧客がサブスクを利用することによって配送管理が複雑化します。

配配送日程が一律であれば問題ありませんが、顧客によって配送日程が異なる場合は注文と発送のタイミングの調整などが必要です。

まとめ

本記事では、Shopifyでサブスクを導入する際の設定方法やおすすめアプリ、導入事例などをご紹介してきました。

商品の定期購入を促すサブスクを活用することによって、定期的な収益を発生させることができ、顧客との関係性も深くなるので、ECショップ運営者には導入をおすすめします。

特に、消耗品のような買い替えが必要な商品はサブスクがあることで、顧客満足度も向上し、ECショップや商品の価値がより一層上がることが期待できます。

今回おすすめしたサブスクアプリは充実した機能を備えているものですので、Shopifyでサブスク導入を検討されている方は是非参考にしてください。

EC事業を成功させるためのポイントは?

「ShopifyでEC事業を始めたいけど何から手をつければいいのか分からない」 「ECサイトを立ち上げたけどなかなか売上げが伸びない」などECサイトに関するお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。無料です。

ECサイト制作のお悩みについて
FASTMAKEに相談してみませんか?