Shopify Plusを活用した企業の事例5選【導入をおすすめする企業は?】

たくさんの機能が満載で、大手企業の導入も多い「Shopify Plus」。
そんなShopify Plusを検討していて気になるのが導入企業の事例やどんなメリットがあるのかについてではないでしょうか。
そこで、この記事ではShopify Plusを実際に活用しているサイトやShopify Plus導入にぴったりな企業の条件について解説していきます。
Shopify Plusとは?
企業の事例へ行く前に、まずはShopify Plusについておさらいしましょう。
Shopify Plusは、Shopifyのプランの中では最上位クラスの有料プランです。
月額費用が約20万円で、Shopify Plusでしかない機能は主に以下の内容となっています。
- スタッフアカウントの数が無制限
- 決済画面の細かなカスタマイズが可能
- エンジニアをはじめ、Shopify専門のスタッフがサポート、相談
- APIの高速化(API制限がない)
- 卸売りストア(BtoB専用ストア)開設が可能
- 20カ所で商品の受け取り場所を登録可能
- 同一ブランドで9つのストア追加
- 「Shopify Flow」アプリによる作業の自動化
- 「Launchpad」アプリによるバナー差し替えや商品価格変更の予約設定機能
- 「Transporter」機能により既存ECサイトからのデータ移行がスムーズ
Shopify Plusは最上位プランにふさわしく、大規模で、より自由度の高いECサイト戦略が実現できるものになっています。
関連記事:Shopify Plusでできることとは?Plusでしかできない機能についても解説

Shopify Plusでできることとは?Shopify Plusにしかない機能も解説
Shopify Plusでできることや、Shopify Plusにしかない機能について詳しく解説しています。
Shopify Plusの導入事例
それでは、Shopify Plusを実際に導入した企業の事例を紹介してきましょう。
国内だけでなく国外の企業の事例もまとめていますので、是非チェックしてください。
オールバーズ
サイトURL:https://allbirds.jp/
オールバーズは、スニーカーを販売しているアメリカの企業で、日本では原宿に実店舗があります。
Shopify PlusでECサイトを構築して、現在は35カ国で通販ができるようになっている状態です。
Shopify Plusを使った特徴としては、以下の9つの国と地域によってサイトを変えていることです。
- アメリカ版
- オーストラリア版
- ニュージランド版
- カナダ版
- イギリス版
- EU版
- 中国版
- 日本版
- 韓国版
それぞれのECサイトを見てみると、サイトのプロモーション内容や採用されているモデルが国によって異なっているのが分かります。
こうしたそれぞれの国や地域に合わせた訴求を変える事は、同一ブランドで10個もサイトが作れるShopify Plusならではの良さでしょう。
日本だけでなく海外で商品を販売したいと考えている企業に非常におすすめです。
リンツ
サイトURL:https://www.lindt.jp/
リンツはスイスの伝統的なチョコレートブランドで、世界で400店舗を展開するグローバル企業です。
日本では渋谷に実店舗があります。
実店舗しか販路が無かったリンツは、コロナウイルスで業績に影響が出たタイミングで、Shopify Plusを使ってECサイトを構築しています。
実際に構築することが決定してからわずか5日間で、サイトを完成させたというから驚きです。
リンツのサイトを見てみますと、多言語化と同時にサイトもいくつか分けて作られています。(日本版やヨーロッパ版、アメリカ版など)
わずか5日間のうちに、こうしたECの多サイト展開ができたのは、10個までサイト構築ができて専門スタッフのアドバイスも受けられるShopify Plusだからです。
スピード感あふれる世界展開のECサイト構築を考えているのなら、、Shopify Plusの導入は選択肢の1つと言えるでしょう。
ボンバス
サイトURL:https://bombas.com/
ボンバスはニューヨークにある会社で、靴下販売の事業を展開しています。
昔からECサイトを使って商品を販売していましたが、画像が表示されないなどのエラーや、商品が購入できなくなるなどのシステム周りの障害が発生していました。
何度かサイトリニューアルをしたようですが、あまり改善されることなく、大きな機会損失を生んでいたようです。
そこで、1分間に1万件の注文を処理できるなど大量のトランザクション処理を実現させ、サーバー稼働の安定性に評判のShopifyへの移行を決断しました。
ボンバスは、Shopifyを導入の際に自社ECサイトからの移行がスムーズにできるShopify Plusを選択しています。
Shopify Plus専用ツールの「Transporter」を使うことで、APIの制限もなく顧客情報、注文情報、商品情報、クーポン情報のインポート処理が高速で実現できました。
また、Shopify Plusの特徴とも言える専門のエンジニアスタッフやコンサルタントからきめ細やかな助言やサポートが受けられるので、トラブルもなく移行できたこともメリットと言えるでしょう。
既存のECサイトからの移行は、コストと労力、そして時間がかかるものです。
データ移行がスムーズに行なえるShopify Plusは既存ECからの引っ越しを考えている企業にとってはベストな選択でしょう。
グッドアメリカン
サイトURL:https://www.goodamerican.com/
グッドアメリカンは、デニムを販売しているアメリカの企業です。
ボンバスと同じようにShopify Plusを導入する前からECサイトで商品を販売していましたが、人気になって注文が一気に多くなるにつれて、オペレーションの複雑化やタスクの増加に頭を抱えていました。
こうした問題解決のためにShopify Plusを導入しました。
問題解決に一役買ったのが、Shopify Plus独自のアプリ「Shopify Flow」です。
Shopify Flowは、「トリガー」「条件」「アクション」の3つを設定することでECサイトの設定を自動化させるプログラムをコード知識なしで作成することができます。
例えば、一定の条件を満たしたら値段を変更したり、発注をかけたり、特定の注文だけ専用のメールを送るなど、スタッフが行ってきた処理をシステムに自動でさせることができるのです。
ECサイトで人気になり、急激に注文数が増えてきた際にECサイト運営に支障が出れば、顧客離れが起きて企業成長の足かせになってしまいます。
そうならないためにも業務の自動化が組み込めるShopify Plusは、企業の急成長には欠かせないものでしょう。
ミキハウス
サイトURL:https://www.mikihouse.co.jp/
ミキハウスはベビー服や子供服を販売している日本の企業で、中国でも事業展開しています。
ミキハウスがShopify Plusを導入しているのは、ミキハウスアメリカでの購入層分析です。
BiNDエンタープライズというCMS(コンテンツ管理システム)をShopifyサイトと連携することで、顧客の住所データから居住地域をマッピングし、マーケティング戦略に役立てています。
APIの高速化や、エンジニア専門スタッフのサポート、BiNDエンタープライズのエンジニアも連携しながら独自のシステム構築ができるのは、Shopify Plusならではでしょう。
Shopify Plusの導入をおすすめする企業
今までの記事を読んで、Shopify Plusを導入した企業が、どのような形で成功しているのか知っていただけたでしょう。
紹介した事例を踏まえると、Shopify Plusの導入をおすすめしたい企業は、以下の通りです。
- 国によって商品やプロモーションを細かく変えたいグローバルEC企業
- グローバルに店舗展開している企業
- 既に大規模なECサイトを持ち、Shopifyに移行したい企業
- 急成長中のECサイトを運営している企業
- 独自のマーケティングシステムを連携させたい企業
一つでも当てはまるのであれば、Shopify Plusを検討してみる価値があるでしょう。
まとめ
本記事では、Shopify Plusを実際に活用した企業の事例や、どのような企業が導入するべきなのかについて解説しました。ぜひ、グローバルなECサイトが成功できるよう検討してみてください。